特許
J-GLOBAL ID:200903057110121897

血液検査用容器及び血液検査方法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-171088
公開番号(公開出願番号):特開2005-009888
出願日: 2003年06月16日
公開日(公表日): 2005年01月13日
要約:
【課題】感染症のおそれを引き起こすことなく、かつ煩雑な遠心分離操作を要することなく、血液の採取から血液検査の完了までを安全にかつ速やかに行なうことを可能とする血液検査用容器を提供する。【解決手段】第1の内部空間Aと、第2の内部空間Bと、第1,第2の内部空間A,B間の境界に配置されたフィルタ6とを有する採血容器と、該採血容器の開口3bを気密封止するように取り付けられた栓体5と、第2の内部空間Bに配置された血液検査用試薬ストリップ4とを備え、採血容器内が減圧されており、第1の内部空間Aに導かれた血液が、第1,第2の内部空間A,B間の圧力差によりフィルタ6によりろ過され、ろ過された血漿若しくは血清が第2の内部空間Bに導かれて血液検査用試薬ストリップ4に供給される、血液検査用容器1【選択図】 図1
請求項(抜粋):
血液から血漿若しくは血清を分離し、該血漿若しくは血清中の成分を検査することを可能とする血液検査用容器であって、 開口を有し、かつ内部が減圧されている採血容器と、 前記開口に取付けられており、採血容器の内部の減圧を維持しており、採血針より刺通され得る栓体とを備え、 前記採血容器が、前記栓体側に配置され、血液が採取される第1の内部空間と、第1の内部空間の栓体とは反対側に配置された第2の内部空間とを有し、 前記第1,第2の内部空間の境界に配置されており、第1の内部空間に採取された血液から血漿若しくは血清を分離するためのフィルタと、 前記第2の内部空間に配置された検査試薬とをさらに備え、 第1の内部空間に採取された血液が、第2の内部空間の残圧によりろ過されるように構成されていることを特徴とする血液検査用容器。
IPC (3件):
G01N33/48 ,  A61B5/15 ,  G01N33/543
FI (5件):
G01N33/48 E ,  G01N33/48 H ,  G01N33/543 521 ,  A61B5/14 300C ,  A61B5/14 300E
Fターム (10件):
2G045BA01 ,  2G045BB05 ,  2G045CA25 ,  2G045FB17 ,  2G045HB02 ,  2G045HB07 ,  4C038TA01 ,  4C038UA06 ,  4C038UC04 ,  4C038UD10
引用特許:
審査官引用 (3件)

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