特許
J-GLOBAL ID:200903057115340236

新規な酵素のハイスループットスクリーニング

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-504782
公開番号(公開出願番号):特表2002-505590
出願日: 1998年06月16日
公開日(公表日): 2002年02月19日
要約:
【要約】対象の特定化した活性を有するクローンを同定する方法が開示され、該方法は、(i)環境から直接単離された核酸から誘導される発現ライブラリーを1以上作製し、(ii)該ライブラリーを蛍光標示式細胞分取器を用いてスクリーニングして該クローンを同定することを含む。さらに特定すると、これは、(i)環境から直接または間接的に単離された核酸から誘導される発現ライブラリーを1以上作製し、(ii)該ライブラリーを1以上の特定の基質に暴露し、(iii)該暴露したライブラリーを蛍光標示式細胞分取器を用いてスクリーニングして、1以上の該基質と反応するクローンを同定することにより、対象の特定化した活性を有するクローンを同定する方法である。さらに、(i)環境から直接または間接的に単離された核酸から誘導される発現ライブラリーを1以上作製し、(ii)前記暴露したライブラリーを、共カプセル化、標的の結合現象または共有結合修飾を必要とするアッセイおよび蛍光標示式細胞分取器を用いてスクリーニングして陽性クローンを同定することにより、対象の特定化した活性を有するクローンを同定する方法が提供される。
請求項(抜粋):
原核生物のゲノムDNAサンプルをハイスループットスクリーニングにかけて、該サンプルの原核生物DNAによりコードされる1以上の酵素を同定する方法であって、 a)多特異的な原核生物発現ライブラリーを作製し、 b)該ライブラリーのサンプルに生物活性基質を挿入し、 c)生物活性蛍光を検出する蛍光検出器で該サンプルをスクリーニングし、 d)生物活性蛍光について陽性と検出されたサンプルを分離する、 ことを含み、該DNA配列がステップd)で検出された生物活性基質を触媒する酵素を同定し、該酵素をコードするものである、上記方法。2.前記酵素がリパーゼ、エステラーゼ、プロテアーゼ、グリコシダーゼ、グリコシルトランスフェラーゼ、ホスファターゼ、キナーゼ、モノ-およびジオキシゲナーゼ、ハロペルオキシダーゼ、リグニンペルオキシダーゼ、ジアリールプロパンペルオキシダーゼ、エポジドヒドロラーゼ、ニトリルヒドラターゼ、ニトリラーゼ、トランスアミナーゼ、アミダーゼ、およびアシラーゼからなる群より選択される、請求項1に記載の方法。3. 前記サンプルが原核細胞である、請求項1に記載の方法。4. 原核細胞がグラム陰性である、請求項3に記載の方法。5. 前記サンプルがゲルマイクロドロップ中にカプセル化されている、請求項1に記載の方法。6. 原核生物発現ライブラリーが好極限性細菌を含む、請求項1に記載の方法。7. 好極限性細菌が好熱菌である、請求項3に記載の方法。8. 好極限性細菌が高好熱菌、好冷菌、好塩菌、低温菌、好塩基菌、および好酸菌からなる群より選択される、請求項7に記載の方法。9. 生物活性基質がC12FDGを含む、請求項1に記載の方法。10.生物活性基質が親油性尾部をさらに含む、請求項9に記載の方法。11.ステップb)の前にサンプルを加熱する、請求項1に記載の方法。1
IPC (2件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68
FI (2件):
C12Q 1/68 A ,  C12N 15/00 A
引用文献:
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