特許
J-GLOBAL ID:200903057116814983
時刻同期装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
須山 佐一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-241595
公開番号(公開出願番号):特開平9-083608
出願日: 1995年09月20日
公開日(公表日): 1997年03月28日
要約:
【要約】【課題】 送信局と受信局との時刻同期をマイクロ秒(μs)オーダーでとる。【解決手段】この時刻同期装置の送信局1は、時刻データ送信要求に対してコード変換した時刻データと送信遅延時間とを受信局3に送信する送受信部11と、送信遅延時間を計測するタイマー部14と、時刻データ送信要求によって、HDLC手順における16進数で表される時刻データを、2進化によってゼロ挿入されないようなコードに変換するCPU部12とを備え、受信局3は、送信局1から送信されてきた時刻データと送信遅延時間とを受信する送受信部31と、時刻データの受信を完了してから時刻設定までの受信遅延時間を計測するタイマー部34と、受信された時刻データを元の16進数のコードに逆変換し、送信遅延時間と受信遅延時間、伝送遅延時間および時刻データのフレーム長時間を加算しそれを現在時刻として時計部33に設定するCPU部32とを具備する。
請求項(抜粋):
伝送路上に接続された送信局と受信局との間で、時刻設定要求が発生したときにHDLC手順に基づき送信局から受信局へ時刻情報を送り時刻設定する時刻同期装置において、前記送信局は、前記時刻設定要求を受け付け、それから時刻情報を送信開始するまでの送信遅延時間を計測する送信遅延時間計測手段と、前記受信局から時刻設定要求があったとき、HDLC手順における16進数で表される時刻情報を、2進化によってゼロ挿入されないようなコードに変換するコード変換手段と、前記コード変換手段によりコード変換された時刻情報と、前記送信遅延時間計測手段により計測された送信遅延時間とを受信局に送信する送信手段とを備え、前記受信局は、前記送信局から送信されてきた時刻情報と送信遅延時間とを受信する受信手段と、前記受信手段により時刻情報が受信完了してから時刻設定までの受信遅延時間を計測する受信遅延時間計測手段と、前記受信手段により受信された時刻情報を、元の16進数のコードに逆変換するコード逆変換手段と、前記コード逆変換手段により逆変換された時刻情報に、前記送信遅延時間と前記受信遅延時間と、前記伝送路上における伝送遅延時間と、前記時刻情報のフレーム長時間とを加算する加算手段と、前記加算手段により加算された時刻情報の値を現在時刻として所定の時計部に設定する時刻設定手段とを備えてなることを特徴とした時刻同期装置。
IPC (3件):
H04L 29/08
, G04G 5/00
, G06F 1/14
FI (3件):
H04L 13/00 307 Z
, G04G 5/00 J
, G06F 1/04 351 B
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