特許
J-GLOBAL ID:200903057117035937

描画方法および描画装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲本 義雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-350462
公開番号(公開出願番号):特開平10-188004
出願日: 1996年12月27日
公開日(公表日): 1998年07月21日
要約:
【要約】【課題】 サブピクセル精度での描画を並列処理で行う。【解決手段】 DDAセットアップ部5は、まず、ジオメトリ演算部4より供給されたポリゴンの各頂点に対応するデータから、XおよびY方向に対するデータの変分を算出し、次に、レンダリング回路20-1乃至20-4がそれぞれ処理する画素と同一のY方向の座標を有する辺AC上の点(X0,Y0)における各データの値を算出した後、各レンダリング回路が次に処理するスパンのY座標を、先に算出したY方向の変分の2倍の値を変分として順次算出していく。レンダリング回路20-1乃至20-4のDDA部6は、まず、点(X0,Y0)における各データの値から、そのレンダリング回路に割り当てられた画素のうち、辺ACに最も近い画素のデータの値を算出した後、先に算出したX方向の変分の2倍の値を変分として各画素におけるデータの値を順次算出する。
請求項(抜粋):
2次元の画素座標系を、第1の方向にN個、前記第1の方向に垂直な第2の方向にM個の合計N×M個の複数の画素で構成される領域ごとに分割し、分割した各領域のN×M個の画素に、N×M個の演算部をそれぞれ割り当て、所定の図形に対応する画素を並列に描画する描画方法において、前記第1および第2の方向における1画素あたりの前記データの変分をそれぞれΔV/ΔX1、ΔV/ΔX2とし、ccilを、独立変数として与えられた数以上の整数のうちの最も小さい整数を従属変数として返す関数とすると、所定の点における描画データの値Vから、前記第1の方向において第i番目で、かつ、前記第2の方向において第j番目の演算部に割り当てられた最初の画素における描画データの値を、前記第1の方向においては、式V+((ccil((V+N-i)/N)-((V+N-i)/N))×N×ΔV/ΔX1に従って、前記第2の方向においては、式V+((ccil((V+M-j)/M)-((V+M-j)/M))×M×ΔV/ΔX2に従って演算することを特徴とする描画方法。
IPC (5件):
G06T 11/00 ,  G06T 11/40 ,  G09G 5/20 ,  G09G 5/36 510 ,  G09G 5/36 530
FI (5件):
G06F 15/72 350 ,  G09G 5/20 ,  G09G 5/36 510 V ,  G09G 5/36 530 C ,  G06F 15/72 400
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-241652
  • 特開平3-245280

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