特許
J-GLOBAL ID:200903057117271932

過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネートおよびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-212015
公開番号(公開出願番号):特開平7-113095
出願日: 1994年08月12日
公開日(公表日): 1995年05月02日
要約:
【要約】【目的】 高い塩基価を有しながら低粘度で色相が優れ、かつ潤滑油への溶解性が良好な過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネート並びにそれを簡便かつ安価に製造する方法を与える。【構成】 フェノール類、二価アルコール類、アルカリ土類金属試薬および硫黄を加えたもの、またはこれらに水を加えたものを反応させ、さらに二酸化炭素処理する過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネートの製法において、該試薬1モル当たり0.001〜0.7モルの脂肪酸類を該処理以前に存在せしめ、かつ該試薬1モル当たり0.01〜0.9モルの水の存在下に該処理を行うことを特徴とする過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネートの製法並びに該製法で得られ、高塩基価、低粘度、良好な色相および優れた溶解性を有し、かつ脂肪酸類が0.1〜50重量%である過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネート。
請求項(抜粋):
フェノール類、二価アルコール類、アルカリ土類金属酸化物あるいは水酸化物もしくはそれらの混合物(以下、アルカリ土類金属試薬という。)および硫黄を加えたもの、またはこれらに水を加えたものを反応させ、次いで過剰量の二価アルコールおよび少なくとも過剰量の水を留去して得られた蒸留塔底物を二酸化炭素処理することからなる過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネートの製造法において、アルカリ土類金属試薬1モル当たり0.001〜0.7モルの脂肪酸類を遅くとも二酸化炭素処理までに存在せしめ、かつアルカリ土類金属試薬1モル当たり0.01〜0.9モルの水の存在下に二酸化炭素処理を行うことを特徴とする過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネートの製造法。
IPC (10件):
C10M159/22 ,  C07C323/20 ,  C10L 1/18 ,  C10L 1/24 ,  C10L 1/30 ,  C10N 30:02 ,  C10N 30:04 ,  C10N 40:25 ,  C10N 60:10 ,  C10N 70:00
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公昭46-037330
  • 特表平1-501400

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