特許
J-GLOBAL ID:200903057119949162

特異的遺伝子断片の分離採取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-254845
公開番号(公開出願番号):特開2000-088803
出願日: 1998年09月09日
公開日(公表日): 2000年03月31日
要約:
【要約】【課題】 短時間で高い分離能で遺伝子断片の分離採取する装置を提供する。【解決手段】 螢光体で標識されたDNA断片を分離するキャピラリー10と、分離されたDNA断片にレーザー28を照射して螢光を検出する検出手段(4a、6a、6b、4b、2)と、キャピラリーの泳動終端に対向し間隙をおいて第1の末端が配置され、分離されたDNA断片が第1の末端の開口に移送される移送管14と、キャピラリーから溶出したDNA断片を第1の末端の開口に搬送する緩衝液のシースフローを形成する手段8と、移送管で移送されたDNA断片の長さ毎に分別し採取する採取容器を持つ採取手段15と、螢光信号に基づいて採取手段15を制御する手段9、17とを具備し、移送管の長さが5cmから15cmであり、内径が50μmから100μmであり、移送管を流れる緩衝液の流速が約10mm/secである。【効果】 特異的遺伝子断片の分離採取作業を効率化できる。
請求項(抜粋):
螢光体で標識されたDNA断片を泳動分離する分離媒体が充填されたキャピラリーを含む分離手段と、前記キャピラリーで分離された前記DNA断片にレーザーを照射して、前記蛍光体から発する螢光を検出する検出手段と、前記キャピラリーの泳動終端から溶出した前記DNA断片を搬送する緩衝液のシースフローを形成する手段と、前記DNA断片を長さ毎に分別して採取する採取容器を持つ採取手段と、前記DNAを含む前記緩衝液を前記採取手段へ移送する移送手段と、前記検出手段により検出された信号に基づいて前記採取手段を制御する制御手段とを具備し、前記採取容器までの移送中での前記DNA断片の前記移送手段による時間的な広がりを、前記分離手段に於ける前記DNA断片の分離時間差よりも小さくすることを特徴とする特異的遺伝子断片の分離採取装置。
IPC (2件):
G01N 27/447 ,  C12M 1/00
FI (4件):
G01N 27/26 315 C ,  C12M 1/00 Z ,  G01N 27/26 315 K ,  G01N 27/26 315 Z
Fターム (5件):
4B029AA07 ,  4B029AA23 ,  4B029BB20 ,  4B029CC01 ,  4B029FA15
引用特許:
審査官引用 (3件)

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