特許
J-GLOBAL ID:200903057120635228

低温熱源利用吸収ヒートポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 大橋 弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-238626
公開番号(公開出願番号):特開平6-088652
出願日: 1992年09月07日
公開日(公表日): 1994年03月29日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 低温熱源利用吸収ヒートポンプにおいて、暖房時に新サイクルで運転してC.O.P.を1.6程度に高め、且つ冷房と暖房サイクルの切り替えを簡単に行いたい。【構成】 第1発生器4において発生した冷媒蒸気を第2吸収器6において溶液に吸収させ、第2吸収器6の稀溶液を第3熱交換器10を経由して第3発生器7に導き、ここで化石燃料により加熱して濃溶液と冷媒蒸気に分離し、第3発生器7の濃溶液を第3熱交換器10を経由して第2吸収器6に戻し、第3発生器7の冷媒蒸気を第2発生器5を経由して凝縮器1に導き、温水は温水ライン12により第1吸収器3及び凝縮器2を通過させて45°Cの温水を得ることができるようにすると共に第3冷媒蒸気ライン17と第4冷媒蒸気ライン18を交差させ、ここに冷暖切り替えバルブ19を挿入する。
請求項(抜粋):
蒸発器、凝縮器、第1吸収器、第1発生器、第2発生器、第2吸収器、第3発生器、第1熱交換器、第2熱交換器、第3熱交換器、蒸発器の熱源となる河川水、下水処理水取り入れライン、第1吸収器及び凝縮器を経由する温水ラインから成ると共に蒸発器において発生した冷媒蒸気を第1冷媒蒸気ラインを経由して第1吸収器に導いて溶液に吸収させ、第1吸収器の稀溶液を第1熱交換器を経由して第2発生器に導き、この稀溶液を第3発生器により発生した蒸気及び中間温度ブラインラインを経由して導かれた第2吸収器の冷却水により加熱して中間濃度溶液と冷媒蒸気とに分離し、第2発生器において分離した中間濃度溶液を第2熱交換器を経由して第1発生器に導き、第1発生器において、中間溶液を加熱して濃溶液と冷媒蒸気に分離し、第2熱交換器、第1熱交換器を経由して第1吸収器に導き、第2発生器において発生した冷媒蒸気を第2冷媒蒸気ラインを経由して凝縮器に導いて温水ラインの温水にその潜熱を与えて凝縮させ、凝縮した冷媒を蒸発器に導いて河川水、下水処理水とり入れラインからの熱をくみあげ、第1発生器において発生した冷媒蒸気を第3冷媒蒸気ラインを経由して第2吸収器に導いて溶液に吸収させ、第2吸収器の稀溶液を第3熱交換器を経由して第3発生器に導き、ここで加熱して濃溶液と冷媒蒸気に分離し、第3発生器の濃溶液は第3熱交換器を経由して第2吸収器にもどし、第3発生器の冷媒蒸気を第4冷媒蒸気ラインを経由して第2発生器に導いてこの第2発生器内の溶液を加熱することにより凝縮する新サイクル運転を暖房時に行うことができるように構成し、更に第3冷媒蒸気ラインと第4冷媒蒸気ラインを途中で交差させ、この交差部に冷暖切り替えバルブを挿入し、この冷暖切り替えバルブを冷房側に切り替えて、蒸発器において発生した冷媒蒸気を第1吸収器において溶液に吸収させ、第1吸収器の稀溶液を第1熱交換器を通り第2発生器に導いて第1発生器より発生した蒸気により加熱して冷媒蒸気と中間濃度溶液に分離し、中間溶液は第2熱交換器を通り第1発生器に導き、化石燃料により加熱して濃溶液と冷媒蒸気に分離し、この第1発生器の濃溶液を第2熱交換器及び第1熱交換器を経由して第1吸収器へ導き、第1発生器において発生した蒸気はこの冷暖切り替えバルブを経由して第2発生器に導入し、この第2発生器で潜熱を与えて凝縮した後凝縮器を経由して蒸発器に導き、第2発生器において発生した蒸気は凝縮器で凝縮し、蒸発器に導き、この蒸発器内で蒸発させて蒸発器を経由する冷水ラインに冷熱を与えて冷房を行うように構成して成る低温熱源利用吸収ヒートポンプ。
IPC (2件):
F25B 15/00 303 ,  F25B 30/06

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