特許
J-GLOBAL ID:200903057125486611

光ファイバ母材の屈折率分布測定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 国平 啓次
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-333082
公開番号(公開出願番号):特開平8-166323
出願日: 1994年12月14日
公開日(公表日): 1996年06月25日
要約:
【要約】【目的】 光ファイバ母材の製造に際しては、先ず、コア12およびクラッド14の一部からなる出発母材10を作り、その比屈折率差Δ1を測定し、これから完成母材の特性を推定してクラッド(石英)を付け足す。しかし、完成母材とした後の特性と上記推定値との間に食い違いがある。この課題を解決する。【構成】 付け足すクラッド材(純粋石英)を含む参照母材50を別に用意して、その屈折率を求める(図1(a))。そしてその測定時とマッチングオイル20の温度が同一という条件下で、出発母材10の屈折率分布を測定する(図1(b))。上記測定に基づく石英とコア12との比屈折率差Δ3を求めると、これは完成母材の比屈折率差に等しい。したがって、この値を用いることにより、完成母材の特性値を精度よく推定することが可能になる。
請求項(抜粋):
コアとクラッドとからなる出発母材の上に、不足しているクラッドを付け足して完成母材とするに際して、前記出発母材を作成した段階で、当該出発母材をマッチングオイルに浸し、当該マッチングオイルを通して前記出発母材に光ビームを入射しかつ出射させ、当該出射光の光パターンを解析することにより、前記出発母材の屈折率分布を求める、光ファイバ母材の屈折率分布測定方法において、前記出発母材の屈折率分布を測定することに加えて、当該測定時と前記マッチングオイルの温度が同一という条件下で、前記付け足すクラッド材を含む参照母材の屈折率分布をも求めることを特徴とする、光ファイバ母材の屈折率分布測定方法。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-184134
  • 特開平4-331346

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