特許
J-GLOBAL ID:200903057145001975

共射出延伸ブロー成形容器

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-393934
公開番号(公開出願番号):特開2001-277341
出願日: 2000年12月26日
公開日(公表日): 2001年10月09日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 ポリエステル樹脂とEVOH樹脂とを共射出成形して得たプリフォームを延伸ブロー成形して製造される多層容器において、接着性樹脂層を有せずとも耐衝撃層間剥離性に優れ、かつ透明性、ガスバリア性、溶融安定性にも優れた多層容器を提供すること。【解決手段】 樹脂組成物が、エチレン含有量25〜40モル%、ケン化度99%以上のエチレン-ビニルアルコール共重合体(b1)のマトリックス中に、エチレン含有量35〜48モル%、ケン化度92〜99%のエチレン-ビニルアルコール共重合体(b2)の粒子が分散する分散形態を有しており、示差走査熱量計(DSC)での結晶融解ピークを少なくとも2以上有し、かつb1とb2のエチレン含量の差が8〜23モル%、ケン化度の差が1〜8%、配合重量比が60/40〜90/10である共射出延伸ブロー成形容器。
請求項(抜粋):
熱可塑性ポリエステル層(a層)および2種類のエチレン-ビニルアルコール共重合体(b1、b2)の配合物からなる樹脂組成物層(b層)からなり、a層がb層の両面に直接接触するように配置されてなる共射出延伸ブロー成形容器において、前記樹脂組成物が、エチレン-ビニルアルコール共重合体(b1)のマトリックス中にエチレン-ビニルアルコール共重合体(b2)の粒子が分散する分散形態を有しており、示差走査熱量計(DSC)での結晶融解ピークを少なくとも2以上有し、かつ下記式(1)〜(7)を満足することを特徴とする共射出延伸ブロー成形容器。60/40≦Wb1/Wb2≦90/10 (1)25≦ETb1≦40 (2)99≦SDb1 (3)35≦ETb2≦48 (4)92≦SDb2≦99 (5)8≦ETb2-ETb1≦23 (6)1≦SDb1-SDb2≦8 (7)但し、Wb1;エチレン-ビニルアルコール共重合体(b1)の配合重量Wb2;エチレン-ビニルアルコール共重合体(b2)の配合重量ETb1;エチレン-ビニルアルコール共重合体(b1)のエチレン含有量(モル%)ETb2;エチレン-ビニルアルコール共重合体(b2)のエチレン含有量(モル%)SDb1;エチレン-ビニルアルコール共重合体(b1)のケン化度(%)SDb2;エチレン-ビニルアルコール共重合体(b2)のケン化度(%)
IPC (10件):
B29C 49/22 ,  B32B 27/00 ,  B32B 27/28 102 ,  B32B 27/36 ,  B65D 1/09 ,  C08L 29/04 ,  B29K 29:00 ,  B29K 67:00 ,  B29L 9:00 ,  B29L 22:00
FI (10件):
B29C 49/22 ,  B32B 27/00 H ,  B32B 27/28 102 ,  B32B 27/36 ,  C08L 29/04 S ,  B29K 29:00 ,  B29K 67:00 ,  B29L 9:00 ,  B29L 22:00 ,  B65D 1/00 B
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-230757

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