特許
J-GLOBAL ID:200903057153098090
沸騰冷却器
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-333302
公開番号(公開出願番号):特開2002-141449
出願日: 2000年10月31日
公開日(公表日): 2002年05月17日
要約:
【要約】【課題】 補助ウイック9を設けることで、冷媒蒸気の流れを妨げることなく、冷却性能を向上できること。【解決手段】 冷媒容器3の内部には、主ウイック8、補助ウイック9、及び凝縮フィン10が設けられている。主ウイック8は、沸騰面の略全面に接触して設けられている。補助ウイック9は、凝縮面の略中央部を横切って配され、主ウイック8と凝縮フィン10とに連接されている。凝縮フィン10は、凝縮面積を増大させるもので、放熱板5に対し逆V字状に突出して設けられ、且つ補助ウイック9の両側に分割して配置されている。この構成では、補助ウイック9が凝縮面略中央部を横切って配置されるので、CPU2の熱を受けて沸騰した冷媒蒸気が補助ウイック9の両側へ流れることができ、補助ウイック9を設けたことによって冷媒蒸気の流れが妨げられることはなく、冷媒循環が円滑に行われる。
請求項(抜粋):
所定の間隔を保って対向する受熱板と放熱板とを有し、この受熱板及び放熱板と共に閉空間を形成して、その閉空間に所定量の冷媒が封入され、前記受熱板の表面に発熱体が取り付けられる冷媒容器と、前記放熱板の表面に熱的に結合して取り付けられる放熱フィンと、前記冷媒容器の内部で前記受熱板に接触して設けられ、前記冷媒容器内で前記発熱体が取り付けられる範囲を発熱体接合領域と呼ぶ時に、その発熱体接合領域へ液冷媒を運搬する主ウイックと、前記冷媒容器の内部で前記放熱板に設けられる凝縮フィンと、前記冷媒容器の内部で前記主ウイックと前記凝縮フィンとを連接する補助ウイックとを備えた沸騰冷却器であって、前記補助ウイックは、前記発熱体接合領域の中央部を横切って配置されていることを特徴とする沸騰冷却器。
IPC (5件):
H01L 23/427
, F28D 15/02
, F28D 15/02 101
, F28D 15/02 102
, F28D 15/02 103
FI (7件):
F28D 15/02 M
, F28D 15/02 101 H
, F28D 15/02 102 G
, F28D 15/02 102 A
, F28D 15/02 102 Z
, F28D 15/02 103 A
, H01L 23/46 A
Fターム (5件):
5F036AA01
, 5F036BA08
, 5F036BB05
, 5F036BB53
, 5F036BB56
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