特許
J-GLOBAL ID:200903057164058783

圧延線材及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 杉岡 幹二 ,  穂上 照忠 ,  千原 清誠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-132378
公開番号(公開出願番号):特開2008-007853
出願日: 2007年05月18日
公開日(公表日): 2008年01月17日
要約:
【課題】酸洗処理によって容易に、線材の円周方向及び長手方向において均一且つ安定してスケールを除去することができる圧延線材とその製造方法の提供。 【解決手段】(1)生地の鋼が質量%で、C:0.10〜0.30%及びCr:1.0〜3.0%を含有し、線材表面のスケールと地鉄との界面のCr濃化領域の厚さが3〜10μm、スケール中に占めるFe3O4の体積率が40%以上及び該Fe3O4中の空孔面積率が20〜70%である圧延線材。但し、Cr濃化領域とは、生地の鋼のCr特性X線強度の1.2倍以上となる領域を指す。(2)質量%で、C:0.10〜0.30%及びCr:1.0〜3.0%を含有する鋼片を、仕上げ圧延温度を950〜840°Cとして熱間圧延し、900〜820°Cで捲取った後、捲取温度から600°Cまでの平均冷却速度を0.08〜5°C/秒、600°Cから300°Cまでの平均冷却速度を0.05〜4°C/秒及び捲取温度から200°Cまでの平均冷却速度を0.1〜3°C/秒として冷却する。【選択図】なし
請求項(抜粋):
生地の鋼が質量%で、C:0.10〜0.30%及びCr:1.0〜3.0%を含有する圧延線材であって、線材表面のスケールと地鉄との界面のCr濃化領域の厚さが3〜10μm、スケール中に占めるFe3O4の体積率が40%以上及び該Fe3O4中の空孔面積率が20〜70%である圧延線材。 但し、Cr濃化領域とは、生地の鋼のCr特性X線強度の1.2倍以上となる領域を指す。
IPC (5件):
C22C 38/00 ,  B21B 3/00 ,  B21B 45/00 ,  C22C 38/18 ,  C21D 8/06
FI (5件):
C22C38/00 301Y ,  B21B3/00 D ,  B21B45/00 B ,  C22C38/18 ,  C21D8/06 A
Fターム (21件):
4K032AA01 ,  4K032AA02 ,  4K032AA05 ,  4K032AA12 ,  4K032AA16 ,  4K032AA17 ,  4K032AA19 ,  4K032AA20 ,  4K032AA21 ,  4K032AA22 ,  4K032AA27 ,  4K032AA29 ,  4K032AA31 ,  4K032AA35 ,  4K032AA36 ,  4K032BA02 ,  4K032CA02 ,  4K032CA03 ,  4K032CC03 ,  4K032CC04 ,  4K032CE02
引用特許:
出願人引用 (1件)

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