特許

J-GLOBAL ID：200903057167272409

コア/シェル型含フッ素共重合体からなる水性塗料および水性媒体に分散された該共重合体の製造方法

発明者： 澤田 博之 ,  丸本 悦造 ,  飯田 晃人 ,  西尾 竜夫 ,  犬飼 宏
出願人/特許権者： 東亞合成株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-087648
公開番号（公開出願番号）：特開平7-268275
出願日： 1994年04月01日
公開日（公表日）： 1995年10月17日
要約：

【要約】【目的】 常温施工が可能で、造膜性が良く高度な諸物性を有する塗膜を与える含フッ素共重合体を樹脂分とする水性塗料および水性媒体に分散された当該含フッ素共重合体の製法の提供。【構成】 Tgが40°C以上の含フッ素共重合体からなるコアと、Tgが5〜30°Cの含フッ素共重合体からなるシェルの2層構造を有する含フッ素共重合体を水性媒体に分散してなる水性塗料、および第1段の重合工程でコア部となる含フッ素共重合体を形成させ、ついで第2段の重合工程でシェル部となる含フッ素共重合体を形成させる、水性媒体に分散されたコア/シェル型含フッ素共重合体の製造方法。【効果】 本発明の水性塗料は優れた造膜性を有し、且つ得られる塗膜は高度の耐候性、耐水性および耐汚染性を具備しており、また本発明の製法はコア/シェル型含フッ素共重合体を効率よく容易に製造することを可能とする。

請求項（抜粋）：

フルオロオレフィン単量体単位およびカルボン酸ビニル単量体単位を主成分としTgが40°C以上の含フッ素共重合体からなるコアと、フルオロオレフィン単量体単位およびカルボン酸ビニル単量体単位を主成分としTgが5〜30°Cの含フッ素共重合体からなるシェルの2層構造を有し、コアとシェルの重量比が20/1〜1/2であるコア/シェル型含フッ素共重合体を水性媒体に分散してなる水性塗料。

IPC (4件)：

C09D151/00 PGX ,  C08F259/08 MQJ ,  C08L 27/12 LES ,  C08L 31/02 LHH

引用特許：

審査官引用 (1件)

• 含フッ素水性分散液
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平5-034136   出願人：旭硝子株式会社