特許
J-GLOBAL ID:200903057172769265

旋回予期を伴う航空機のための地表衝突予防装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 孝雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-099744
公開番号(公開出願番号):特開平10-035594
出願日: 1997年04月02日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 旋回予期を伴う航空機のための地表衝突予防装置。【解決手段】 作業メモリ3、40が航空機の近隣における地表の高度上層の定義を可能にする高低測量のローカルマップを記憶する。経路の軸線を含む鉛直面における航空機の鉛直限界経路が、状態表示および選択された飛行パラメータに基づいて設定される(411)。第1の比較が、地表との鉛直衝突の危険性を決定するために、鉛直限界経路と高度上層の対応する部分との間で行われる(421)。アラームが、第1の比較の結果にしたがって設定される(5)。飛行経路の鉛直面の一方の側における航空機の横方向限界経路が状態表示および選択された飛行パラメータに基づいて設定される(412)。第2の比較が、横方向限界経路と高度上層の対応する部分との間で行われる(422)。アラーム手段5は、第2の比較手段が地表との衝突危険性を示さない場合に、第1の比較に関する少なくとも1つのアラーム状態を修正するように構成されている。同様に、他方の側において、もう1つの横方向限界経路が設定される。
請求項(抜粋):
航空機の経路の予期を可能にする状態表示を受けるための入力手段(2)と、上記航空機の近隣における地表の高度上層の定義を可能にする高低測量のローカルマップを記憶することのできる作業メモリ(3、40)と、上記状態表示および選択された飛行パラメータに基づいて、上記経路の軸線を含む鉛直面における上記航空機の鉛直限界経路を設定するための第1の経路予期手段(411)と、地表との鉛直衝突の危険性を決定するために、上記鉛直限界経路と上記高度上層の対応する部分との間で第1の比較を行うための第1の比較手段(421)と、上記第1の比較の結果にしたがって少なくとも1つのアラーム状態を設定するためのアラーム手段(5)とを備えたタイプの、航空航法および航空安全を補助するための装置において、上記状態表示および上記選択された飛行パラメータに基づいて、上記飛行経路の鉛直面の一方の側における航空機の横方向限界経路を設定するための第2の経路予期手段(412)と、上記横方向限界経路と上記高度上層の対応する部分との間で第2の比較を行うための第2の比較手段(422)とをさらに備え、上記アラーム手段(5)は、上記第2の比較手段が地表との衝突危険性を示さない場合に、上記第1の比較に関する少なくとも1つのアラーム状態を修正するように構成されていることを特徴とする装置。

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