特許
J-GLOBAL ID:200903057175748005

電池パック着脱構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岩佐 義幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-150664
公開番号(公開出願番号):特開平9-330687
出願日: 1996年06月12日
公開日(公表日): 1997年12月22日
要約:
【要約】【課題】 電池パックのフックアップ機構を、電源端子のばね性反発力の利用でなく、機構的にフックアップさせることにより、設計の自由度,着脱の信頼性および確実性の向上を図る。【手段】 水平方向に摺動可能なロック解除ツマミ部と、ロック解除ツマミ部とピン6によって連結し、ロック解除ツマミ部の移動と同時に移動するフックアップ部5と、フックアップ部5の円柱状突起部11をレール12によって支える支持部とを有する構造によって、ロック解除ツマミ部を水平方向に摺動させた時、電池パックを筐体からロック解除すると同時に、ピン6によってロック解除ツマミ部1と連結されたフックアップ部5が回転し、フックアップ部5に具備されている円柱状の突起部16が、支持部に設けられたレール面12を摺動し、フックアップ部5の先端部16が、筐体より突き出て、電池パックを押し上げる機構。
請求項(抜粋):
電池パックを電子機器の筐体に着脱する際、電子機器本体上面において、水平方向に摺動可能なロック解除ツマミ部と、ロック解除ツマミ部の移動と同時に電池パックを押し上げるフックアップ部と、フックアップ部を支える支持部とを有する、電池パック着脱構造において、前記ロック解除ツマミ部が、前記筐体から突出する水平方向に移動可能なロック解除ツマミと、前記電子機器の溝穴と係合する爪部と、前記爪部の反対側で前記電子機器の筐体と連結するばねと、下側で前記フックアップ部と連結するための貫通穴を有する凸部とを具備し、前記フックアップ部が、U字型の本体と、前記ロック解除ツマミ部と連結するために、前記U字型の本体の一端に設けられた、前記ロック解除ツマミ部の前記貫通穴と合致する長円形穴を有する連結部と、前記長円形穴と前記貫通穴とを貫通するピンと、前記U字型の本体の中央部分で両側に突出する一対の円柱形突起部と、前記電池パックに当接して上方に押し上げるために、前記U字型の本体の他端に設けられた先端部とを具備し、前記支持部が、前記フックアップ部の前記円柱形突起部を支える一対のレールと、前記フックアップ部の前記円柱形突起部を停止させるストッパとを具備し、前記ロック解除ツマミを水平方向に摺動させ、前記電池パックを筐体からロック解除すると同時に、前記ロック解除ツマミ部と連結された前記フックアップ部が回転し、前記フックアップ部に具備された前記円柱状の突起部が、前記支持部の前記レールを摺動し、前記フックアップ部の前記先端部が、筐体より突き出て、電池パックを押し上げることを特徴とする、電池パック着脱構造。

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