特許
J-GLOBAL ID:200903057179938488

選択的MMP阻害剤を用いて皮膚を保護し、回復させるための方法および組成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 後藤 洋介 ,  池田 憲保
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-550947
公開番号(公開出願番号):特表2004-536781
出願日: 2001年12月18日
公開日(公表日): 2004年12月09日
要約:
【課題】本発明は、障害の原因とならない(本願発明者らによるin vitroコラーゲンゲル系から実際の皮膚での場合を推定したものに基づく)上に、MMP-1によって発生した障害を実際に「消滅」させて正常な皮膚機能を回復させる酵素(単数または複数)(MMP-9と、おそらくMMP-2)を残しつつ、ヒトにおいて真皮マトリックス障害の原因となる酵素(MMP-1)を選択的に阻害しようとするものである。【解決手段】マトリックスメタロプロテイナーゼ-1(MMP-1;線維芽細胞コラゲナーゼ)は太陽からのUV光線によって誘導され、年齢を重ねると自然に増加する。MMP-1の分解産物に曝露されたヒト線維芽細胞はコラーゲンを収縮させるが、この壊死組織片を環境から除去すると、線維芽細胞は正常な挙動を示す。MMP-1を阻害しつつ壊死組織片を除去する酵素を残すことで、太陽のUV光線、高齢、座瘡などにより猛攻撃を受けたヒトの皮膚が改善される。
請求項(抜粋):
ヒトの皮膚をコラーゲンの分解から保護するための局所用組成物において、MMP-9および任意にMMP-2に対して、MMP-1、MMP-8、MMP-13のうち少なくとも1つの阻害に選択的な化合物と、該化合物に対する皮膚科学的に適したキャリアと、を含むことを特徴とする組成物。
IPC (4件):
A61K7/48 ,  A61K7/00 ,  A61K45/00 ,  A61P17/16
FI (5件):
A61K7/48 ,  A61K7/00 C ,  A61K7/00 H ,  A61K45/00 ,  A61P17/16
Fターム (16件):
4C083AD471 ,  4C083AD621 ,  4C083BB46 ,  4C083BB47 ,  4C083CC02 ,  4C083EE12 ,  4C083EE14 ,  4C084AA02 ,  4C084AA17 ,  4C084AA19 ,  4C084BA44 ,  4C084DC02 ,  4C084MA02 ,  4C084NA14 ,  4C084ZA89 ,  4C084ZC20
引用文献:
審査官引用 (3件)

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