特許
J-GLOBAL ID:200903057182176556
センターホール型荷重変換器
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
真田 修治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-018422
公開番号(公開出願番号):特開平5-180707
出願日: 1992年01月08日
公開日(公表日): 1993年07月23日
要約:
【要約】【目的】 印加荷重の力伝達作用に優れた効果を生み出し、起歪部の外側面にのみひずみゲージを添着するだけでも充分に検出精度を向上させることが可能で、ひずみ出力の増大を図りながらひずみゲージの添着作業の容易化と荷重変換器の高さ寸法の低減化とを実現する。【構成】 この荷重変換器の起歪体1は、上部および下部に肉厚t2およびt3を持つ剛体部2および3を有する。上・下両剛体部2・3間には、薄い肉厚t4を持つ起歪部4を設けてある。さらに、上・下両剛体部2・3の上・下両端部には、比較的に薄い肉厚t5・t6を持つ円環状の荷重受圧部5・荷重支持部6が設けてあり、これらは、起歪部4の肉厚中心線O4より外側に設けてある。
請求項(抜粋):
少なくとも不連続な横断面形状を有する円筒状の起歪体と起歪体の周面に添着されたひずみゲージとから成るセンターホール型荷重変換器において、前記起歪体が、所定の肉厚を有するように前記起歪体の上部領域と下部領域とにそれぞれ形成された上方剛体部および下方剛体部と、前記上方剛体部と前記下方剛体部との間にあって、前記2つの剛体部の内周面から所定の深さだけ凹んだ位置に位置し且つ前記起歪体の高さ方向に所定の幅を有するように前記起歪体の円筒中心軸に沿って形成された内側面と、前記2つの剛体部の外周面から所定の深さだけ凹んだ位置に位置し且つ前記起歪体の高さ方向に所定の幅を有するように前記起歪体の円筒中心軸に沿って形成された外側面とによって肉厚を規定された起歪部と、前記上方剛体部の上端部において、前記上方剛体部の肉厚よりも薄い肉厚で且つ前記起歪体の高さ方向に所定の高さを有するように前記起歪体の円筒中心軸に沿って円環突起状の部分として形成され、自身の肉厚中心線円が前記起歪部の肉厚中心線円よりも大きく設定された荷重受圧部と、前記下方剛体部の下端部において前記下方剛体部の肉厚よりも薄い肉厚で且つ前記起歪体の高さ方向に所定の高さを有するように前記起歪体の円筒中心軸に沿って円環突起状の部分として形成され、自身の肉厚中心線円が前記起歪部の肉厚中心線円よりも大きく設定された荷重支持部と、をもって構成されていることを特徴とするセンターホール型荷重変換器。
前のページに戻る