特許
J-GLOBAL ID:200903057187676891

過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネート濃縮物およびその製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折口 信五
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-096954
公開番号(公開出願番号):特開平11-021578
出願日: 1998年03月26日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 塩基価が高く、100°Cで1000cSt以下の粘度を有し、加水分解安定性と油溶性に優れる過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネート濃縮物、及び塩基価が高く、加水分解安定性と油溶性に優れる過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネート濃縮物の製造法を提供する。【解決手段】 アルカリ土類金属試薬、アルカリ土類金属試薬1モル当たり1〜100当量のフェノール類および硫黄、またはこれらと水を反応器に仕込み、その仕込み混合物に二価アルコールを反応器内圧力が10〜250kPa-Gの状態で加え、反応させ、次いで過剰量の二価アルコールおよび少なくとも過剰量の水を留去して得られた蒸留塔底物をアルカリ土類金属試薬1モルあたり0.3〜0.8モルの水の存在下に二酸化炭素処理し、かつアルカリ土類金属試薬1モルあたり0.001〜0.3モルの脂肪酸類を遅くとも二酸化炭素処理までに存在せしめ、さらに二酸化炭素処理物中の過剰量のフェノール類を留去する。
請求項(抜粋):
アルカリ土類金属酸化物、アルカリ土類金属水酸化物もしくはそれらの混合物(以下、アルカリ土類金属試薬という)、アルカリ土類金属試薬1モル当たり1〜100当量のフェノール類および硫黄、またはこれらと水を反応器に仕込み、その仕込み混合物に二価アルコールを反応器内圧力が10〜250kPa-Gの状態で加え、反応させ、次いで過剰量の二価アルコールおよび少なくとも過剰量の水を留去して得られた蒸留塔底物をアルカリ土類金属試薬1モルあたり0.3〜0.8モルの水の存在下に二酸化炭素処理し、かつアルカリ土類金属試薬1モルあたり0.001〜0.3モルの脂肪酸類を遅くとも二酸化炭素処理までに存在せしめ、さらに二酸化炭素処理物中の過剰量のフェノール類を留去することを特徴とする過塩基性硫化アルカリ土類金属フェネート濃縮物の製造法。
IPC (15件):
C10M159/22 ,  C07C319/24 ,  C07C321/28 ,  C10M125/10 ,  C10M129/40 ,  C10M135/20 ,  C10L 1/24 ,  C10L 10/04 ,  C10N 10:04 ,  C10N 20:00 ,  C10N 20:02 ,  C10N 30:00 ,  C10N 30:04 ,  C10N 40:25 ,  C10N 70:00
FI (8件):
C10M159/22 ,  C07C319/24 ,  C07C321/28 ,  C10M125/10 ,  C10M129/40 ,  C10M135/20 ,  C10L 1/24 ,  C10L 10/04

前のページに戻る