特許
J-GLOBAL ID:200903057189387129
熱可塑性材料で形成され、強化ベース部が設けられた容器、特にボトル
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
村山 靖彦
, 志賀 正武
, 渡邊 隆
, 実広 信哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2009-141560
公開番号(公開出願番号):特開2009-298483
出願日: 2009年06月12日
公開日(公表日): 2009年12月24日
要約:
【課題】比較的小さい圧力がかかった状態で封止される容器において、必要とする熱可塑性材料を最小限にする。【解決手段】本体部(2)及びベース部(3)を有する熱可塑性容器(1)であって、凹状のアーチ部(4)と、上記アーチ部(4)の中央部で開口する凹状のドーム部(6)と、上記アーチ部のベース部を囲み、平坦な基礎部を形成する環状領域(5)と、本体部(2)のベース部で径方向に延在しかつアーチ部に対してずれて外側に突出する鉤爪状領域(11)と、鉤爪状をなす領域(11)間に区画される放射状溝部(12)と、を備え、上記溝部は、アーチ部の放射状セクション(4a)によって形成されかつ径方向で変化する深さであって基礎部を形成する上記環状領域と一致して最大になる深さを有する。【選択図】図2D
請求項(抜粋):
PETのような熱可塑性材料で形成された、特にボトルのような容器(1)であって、頂部及び底部の間に延在する本体部(2)と、頂部における首部と、底部におけるベース部(3)とを備え、前記ベース部が、著しく変形することなく約2×105Paを越えない過剰圧力によって増大した液柱に起因する静水圧に耐えるように構成された容器(1)において、前記ベース部(3)は、
・ 当該容器(1)の外側に向かう凹面を有する凹状のアーチ部(4)と、
・ 当該容器(1)の内側に向けて突出し、前記アーチ部(4)の中央部で開口して外側に向かう凹面を有するドーム部(6)と、
・ 前記アーチ部の基部を囲み、略平坦な基礎部を形成する環状領域(5)であって、前記ベース部(3)が前記基礎部上にある平坦な支持体上に安定して置かれる環状領域(5)と、
・ 外側に向けて開口する溝部の形状をなすリブであって、前記基礎部を形成する前記環状領域(5)を略径方向で横断して延在し、当該容器の前記本体部(2)の壁部(9)に接続する壁部(8)に向けて隆起するリブと、
を備え、前記ベース部(3)は、
- 互いに離間した鉤爪状領域(11)であって、前記ベース部(3)の中心軸(X)に向けて径方向で前記本体部(2)の底部に延在し、前記アーチ部(4)に対してずれて外側に向けて突出する鉤爪状領域(11)と、
- 前記鉤爪状領域(11)間に区画された放射状溝部(12)であって、当該放射状溝部(12)が、前記アーチ部(4)の放射状セクション(4a)によって形成され、かつ前記基礎部を形成する前記環状領域(5)に略対応して最大になる径方向で変化する深さ(p)を有する底部(13)を有する放射状溝部(12)と、
を備えることを特徴とする容器。
IPC (3件):
B65D 1/02
, B29C 49/48
, B65D 1/46
FI (3件):
B65D1/02 C
, B29C49/48
, B65D1/46
Fターム (12件):
3E033AA01
, 3E033BA18
, 3E033CA02
, 3E033CA05
, 3E033DD02
, 3E033DD05
, 3E033EA04
, 3E033FA03
, 4F202AA26
, 4F202AH55
, 4F202CA15
, 4F202CK12
前のページに戻る