特許
J-GLOBAL ID:200903057191873995

文字認識処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 幸男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-306458
公開番号(公開出願番号):特開平6-131503
出願日: 1992年10月20日
公開日(公表日): 1994年05月13日
要約:
【要約】【目的】 タブレット等を用いて手書き文字の入力と識別を行う際に、英文の大文字と小文字の識別等を確実に行う。【構成】 入力文字と辞書に格納された特徴パラメータのマッチングを行うと共に、文字幅についても正規化処理に類した補正を行い、辞書とのマッチングを行う。これら2種のマッチングにより得られた距離値は、加算されあるいは乗算処理されて候補文字の順位付けに使用される。文字の大きさについても特徴パラメータと同様の距離値として辞書とのマッチング処理を行うと認識精度が向上する。また、大文字と小文字は同じ文字入力範囲の中で、縦方向の入力位置が異なる。従って、この文字位置情報のマッチングによっても認識率を高められる。
請求項(抜粋):
認識対象となる文字を入力するためのペン位置座標を座標データ列の形式で抽出するタブレット部と、抽出された座標データ列より特徴点を抽出し、前記文字について特徴点データ列を結ぶ直線近似を行う直線近似部と、特徴点データ列を含む直線近似結果を一定の基準で補正して正規化する正規化部と、正規化された特徴点データ列より、文字認識のための特徴パラメータを抽出する特徴パラメータ抽出部と、認識の必要な全ての文字について、予め前記の手順で抽出した特徴パラメータと、所定の大きさの文字入力範囲を設定したとき入力されるべき文字の文字幅情報とをそれぞれ蓄積した辞書と、前記認識対象となる文字の特徴パラメータと、前記辞書に蓄積された文字の特徴パラメータとのマッチングを行い、両者の類似の程度を示す距離値を求める文字形認識処理部と、前記タブレット部を用いて実際に入力された認識対象となる文字の文字幅を、そのタブレットの上の実際の文字入力範囲の大きさに応じて補正して、前記辞書の文字幅情報とのマッチングを行い、両者の類似の程度を示す距離値を求める文字幅認識処理部と、前記文字形認識処理部の求めた距離値と前記文字幅認識処理部の求めた距離値とを演算処理して得られたパラメータによって、候補文字の順位付けを行う順位付け部を設けたことを特徴とする文字認識処理装置。
IPC (3件):
G06K 9/62 ,  G06F 3/03 380 ,  G06K 9/42

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