特許
J-GLOBAL ID:200903057195965150

スクロール型圧縮機

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 石田 敬 ,  鶴田 準一 ,  辻本 重喜 ,  西山 雅也
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-283486
公開番号(公開出願番号):特開2004-116458
出願日: 2002年09月27日
公開日(公表日): 2004年04月15日
要約:
【課題】背圧室を設けて、旋回スクロールに作用するスラスト荷重を支持する型式のスクロール型圧縮機において、圧力損失の少ない吸入通路を形成する。【解決手段】旋回スクロール6の端板部6aの背面に環状の硬質プレート22を取り付けると共に、それに対向するハウジングブロック13の表面に内外二条のシールリング11を装着して背圧室19を形成し、加圧された流体を圧力導入孔6dを介して導入する。硬質プレート22の下には放射状に吸入溝23が形成される。端板部6aの周囲に形成される空間24が吸入溝23に接続し、更に、空間24が固定スクロール8の表面に半径方向に形成された吸入溝25を介して吸入室14に接続する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
ハウジングと、前記ハウジングによって軸支されていると共に一部に偏心したクランク部を有するシャフトと、渦巻き形の羽根部及び端板部を有し前記シャフトのクランク部によって駆動されることにより公転運動をする旋回スクロールと、該旋回スクロールと噛み合う渦巻き形の羽根部及び端板部を有すると共に前記ハウジングに固定された固定スクロールとを備えていて、前記旋回スクロールが前記シャフトのクランク部によって駆動されて公転運動をする時に、前記旋回スクロールの羽根部と前記固定スクロールの羽根部との間に形成される複数個の作動室が外周部から中心部に向かって移動する間に、該作動室の容積が連続的に縮小することにより該作動室内において流体を圧縮するスクロール型圧縮機であって、更に、 前記作動室内の流体の圧縮圧力が上昇するのに伴って前記旋回スクロールに作用する前記シャフトの軸線方向のスラスト荷重を支持するために、前記旋回スクロールの背後において前記ハウジングに取り付けられたハウジングブロックと、 スラスト荷重を支持する背圧室を構成するために、前記旋回スクロールの端板部の背面と、それに対向してそれを支持している前記ハウジングブロックの表面とのいずれか一方に装着されたシールリングと、 前記背圧室内へ吸入圧よりも高圧の流体を導入するための通路と、 前記シールリングが摺動接触するように相手方の面に取り付けられた硬質プレートと、 前記硬質プレートの下に半径方向に形成された吸入溝とを備えていることを特徴とするスクロール型圧縮機。
IPC (3件):
F04C18/02 ,  F04C27/00 ,  F04C29/00
FI (5件):
F04C18/02 311J ,  F04C18/02 311S ,  F04C18/02 311U ,  F04C27/00 311 ,  F04C29/00 J
Fターム (17件):
3H029AA02 ,  3H029AA04 ,  3H029AA11 ,  3H029AB01 ,  3H029BB42 ,  3H029BB43 ,  3H029CC19 ,  3H039AA04 ,  3H039AA12 ,  3H039BB01 ,  3H039BB15 ,  3H039CC04 ,  3H039CC24 ,  3H039CC28 ,  3H039CC31 ,  3H039CC33 ,  3H039CC35

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