特許
J-GLOBAL ID:200903057196313882

測位管理システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小森 久夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-034452
公開番号(公開出願番号):特開平7-244148
出願日: 1994年03月04日
公開日(公表日): 1995年09月19日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】基準位置データが割り出されている管理局1がGPS測位を行って、前記基準位置データとの差を測位誤差データとして記憶し、移動体局が同様のGPS測位を行ったとき、その測位位置データを受信して測位誤差データに基づいて補正する測位管理システムにおいて、管理局1が移動体局2から受信した測位位置データを必ず補正できるようにする。【構成】管理局1が障害物などによってGPS衛星の信号を受信できない方位を遮蔽角度データとして記憶し、これを移動体局2に通知する。移動体局2は、この遮蔽角度データの範囲の衛星を除外してGPS測位を行う。【効果】移動体局2が測位に用いたGPS衛星は、必ず管理局1も受信可能なものであるから、管理局1は同じ衛星群によって測位して移動体局2の測位位置データを必ず補正することができる。
請求項(抜粋):
受信可能なGPS衛星から所定個数のGPS衛星を選択する選択手段と、該選択手段によって選択された所定個数のGPS衛星から信号を受信して自己の測位位置データを算出する測位手段と、該測位手段で算出された測位位置データおよび前記選択手段の衛星選択データを固定局に送信する測位データ送信手段と、を備えた移動体局と、自局の位置を示す基準位置データを記憶する基準位置記憶手段と、受信可能なGPS衛星から前記所定個数のGPS衛星を選択する全ての組み合わせについて前記測位手段を実行する試験測位手段と、該試験測位手段によって算出された複数の測位位置データを前記基準位置データと比較し各測位位置データの測位誤差データを求める誤差算出手段と、これらの測位誤差データを該測位位置データを算出する際に用いた所定個数のGPS衛星の衛星選択データと対応させて記憶する誤差記憶手段と、前記移動体局から受信した測位位置データを同時に受信した衛星選択データに対応する測位誤差データで補正して正確な測位位置データを算出する誤差補正手段と、を備えた固定局と、を有する測位管理システムにおいて、前記固定局に、GPS衛星を受信不可能な方位である遮蔽角度データを記憶する遮蔽方位記憶手段と、この遮蔽角度データを前記移動体局に送信する遮蔽方位手段を設け、前記移動体局に、固定局から受信した遮蔽角度データを記憶する手段を備え、さらに、前記選択手段を該遮蔽角度データの方位に存在するGPS衛星を除外して所定個数のGPS衛星を選択する手段としたことを特徴とする測位管理システム。

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