特許
J-GLOBAL ID:200903057199190838

遠隔ファイル共用方法、その装置及びシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-271580
公開番号(公開出願番号):特開2003-084917
出願日: 2001年09月07日
公開日(公表日): 2003年03月20日
要約:
【要約】【課題】 記憶制御装置間で遠隔二重書きを行うとともに各々の上位装置からのファイル共用をするに際して、ファイル単位の排他制御を可能とする。【解決手段】 ファイル入出力装置3の共用ファイル制御装置5は、ファイルごとに読み書きを排他するための制御情報を格納するテーブルを有し、上位装置2からのデータ書き込み要求を受信したとき指定されたファイルについて排他制御情報を排他状態に設定し、LAN7経由のコマンドを発行して共用ファイル制御装置15の該当するファイルの排他制御情報を排他状態に設定する。その後遠隔二重書き装置6の記憶媒体にデータ書き込みし、SAN8を介して遠隔二重書き装置16の記憶媒体にデータコピーする。共用ファイル制御装置5,15のメモリ上にファイル管理情報のコピーを有し、LAN7経由の管理情報コピーによってファイル管理情報の一致を図る。
請求項(抜粋):
第1の上位装置と第1のファイル入出力装置とが第1のネットワークを介して接続される第1のコンピュータシステムと、第2の上位装置と第2のファイル入出力装置とが前記第1のネットワークを介して接続される第2のコンピュータシステムとを有し、前記第1のファイル入出力装置と前記第2のファイル入出力装置とが第2のネットワークを介して接続され、前記第1の上位装置からのデータ書き込み要求により前記第1のファイル入出力装置内の記憶媒体にデータを書き込むとともに前記第2のネットワークを介して前記第2のファイル入出力装置内の記憶媒体に前記データを遠隔二重書きし、かつ前記第1の上位装置と前記第2の上位装置との間で前記第1のファイル入出力装置及び前記第2のファイル入出力装置が保有するファイルを共用するシステムにおける遠隔ファイル共用方法であって、前記第1のファイル入出力装置により、特定のファイルを指定する前記データ書き込み要求を受信し、テーブル手段上の前記特定のファイルについての読み書き排他制御情報が排他状態でなければ排他状態に設定し、前記第1のネットワークを介し前記特定のファイルを指定して前記第2のファイル入出力装置に対して前記特定のファイルを排他状態にするよう要求し、前記第2のファイル入出力装置により、前記テーブル手段に対応するテーブル手段上の前記特定のファイルについての読み書き排他制御情報が排他状態でなければ排他状態に設定し、前記第1のファイル入出力装置に対して排他が正常に完了したことを報告し、前記第1のファイル入出力装置により、前記第1のファイル入出力装置内の記憶媒体への前記データの書き込みと前記遠隔二重書きを完了した後に、前記テーブル手段上の前記特定のファイルについて排他制御情報の排他状態を解除し、前記第2のファイル入出力装置に対して前記特定のファイルの排他状態を解除するよう要求し、前記第2のファイル入出力装置により、前記特定のファイルについての排他制御情報の排他状態を解除することを特徴とする遠隔ファイル共用方法。
IPC (3件):
G06F 3/06 301 ,  G06F 3/06 304 ,  G06F 12/00 533
FI (3件):
G06F 3/06 301 C ,  G06F 3/06 304 E ,  G06F 12/00 533 J
Fターム (8件):
5B065BA01 ,  5B065CA02 ,  5B065CA11 ,  5B065CC08 ,  5B065CE01 ,  5B065EA31 ,  5B065ZA15 ,  5B082HA03

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