特許
J-GLOBAL ID:200903057212889471

レーザ溶接の溶接品質管理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-331083
公開番号(公開出願番号):特開平7-185855
出願日: 1993年12月27日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】 溶接欠陥の検査結果の信頼性を高める。【構成】 溶接部位Wで発生するプラズマ光Pの強度を光センサ6で検出し、それに基づいて信号処理装置16で溶接状態の適否の予備判定を行う。溶接ビードBを連続的に撮像するビデオカメラ9がとらえたビデオ信号Vを画像処理装置19で処理して溶接ビードBの表面欠陥の有無を検査する。予備判定の結果溶接不良と判定された場合には、その溶接不良部位がビデオカメラ9の有効視野に入るタイミングとビデオ同期信号のタイミングが一致するようにビデオ同期信号d1のタイミングを調整し、画像処理対象となるビデオ信号Vのフレームに溶接不良部位が必ず含まれるようにする。
請求項(抜粋):
被溶接物にレーザ光を照射してその被溶接物とレーザ光とを溶接方向に相対移動させながら溶接を行うにあたり、前記レーザ光に誘起されて溶接部位から発生するプラズマ光を光センサにより監視して、そのレーザ誘起プラズマ光の強度に基づいて溶接状態の適否を予備判定する一方、前記レーザ光の照射部位から離れた位置で溶接ビードをビデオカメラで連続的に撮像するとともにそのビデオ信号を画像処理装置に取り込み、所定の周期で付与されるビデオ同期信号に同期したフレームごとに画像処理を施すことにより溶接ビードの表面欠陥の検査を行うようにしたレーザ溶接の溶接品質管理方法であって、前記溶接部位がレーザ光照射位置からビデオカメラの有効視野まで移動するのに必要な時間を予め設定しておき、前記溶接状態の予備判定の結果溶接不良と判定された場合には、その予備判定結果が出力されてから前記設定時間だけ遅れて出力される遅延信号の発生タイミングで画像処理対象となるフレームの始期となるビデオ同期信号が発生するように、その遅延信号の発生タイミングでビデオ同期信号の発生タイミングをリセットすることを特徴とするレーザ溶接の溶接品質管理方法。
IPC (5件):
B23K 26/02 ,  B23K 26/00 ,  B23K 31/00 ,  G01N 33/20 ,  G07C 3/14

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