特許
J-GLOBAL ID:200903057213915328

水添ゴムの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八木田 茂 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-163930
公開番号(公開出願番号):特開平11-021303
出願日: 1997年06月20日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 水添工程前にリビングポリマーの容易で有効な失活を可能とする水添ゴムの製造方法を提供する。【解決手段】 リビングポリマーの失活は、次式R-OH,R-COOHの水への溶解度がきわめて良好な化合物又は式R′n -Si-Cl4-n ,R′n -Sn-Cl4-n の化合物(但しnは0〜3であり、RはC-OH,COOHから選んだ1つ又はそれ以上の極性官能基を場合によっては含有するC2 〜C20アルキル基であり、R′はC1〜C20アルキル基又はC6 〜C20アリール基である)を用いて行なう。失活した重合体の水添に用いる触媒はチタノセン化合物であり式Cp2 Ti(PhOCH3 ) 2 及びCp2 Ti(CH2 PPh 2 ) 2 の化合物が最も好ましい。
請求項(抜粋):
水添ゴムの製造方法において、次の工程:(a) アルキルリチウムの存在下に1種又はそれ以上の単量体を溶液重合して共役ジエンの重合体又は共重合体を製造し、(b) 次の群:R-OH,R-COOH,R′n -Si-Cl4-n ,R′n -Sn-Cl4-n から選んだ化合物(但しnは0〜3であり、Rは該化合物が49より大きい水への溶解度/水添溶剤への溶解度比を有するか及び/又は 110°Cより高い沸点を有するようにC-OH及びCOOHから選んだ1個又はそれ以上の極性官能基を場合によっては含有するC2 〜C20アルキル基であり;R′はC1 〜C20アルキル基又はC6〜C20アリール基である)を重合触媒の量に少なくとも等しい当量で反応混合物に添加し、(c) 反応混合物に水添触媒を添加し、該混合物を攪拌した管状又はループ形反応器中で連続式、半連続式又は回分式の要領で水素圧下に維持することにより、失活した重合体を水添することからなる、水添ゴムの製造方法。
IPC (6件):
C08C 19/02 ,  C08F 2/04 ,  C08F 4/48 ,  C08F 6/02 ,  C08F 36/04 ,  C08F297/04
FI (6件):
C08C 19/02 ,  C08F 2/04 ,  C08F 4/48 ,  C08F 6/02 ,  C08F 36/04 ,  C08F297/04
引用特許:
出願人引用 (4件)
全件表示
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る