特許
J-GLOBAL ID:200903057239466670

射出成形技術の支援方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阪本 善朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-353651
公開番号(公開出願番号):特開平5-169507
出願日: 1991年12月18日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】【目的】 成形品の不良状況に対して適切な対策案を、より効率的に導出する。【構成】 初期成形条件設定手段103が良品成形条件データベース205を参照して選択するか、類似の成形条件が得られない場合、デフォルトの設定規則を設けて初期設定値を設定し、対象成形品に対する初期成形条件を成形条件出力手段110を通して射出成形機300に設定する。この射出成形機300によって成形した成形品400に成形不良が発生した場合、対策推論手段101によって、前記成形不良に対する複数の対策案を順次導出し、該対策案に関わる成形条件を成形条件出力手段110を通して射出成形機300に設定して射出成形を行なわせる。そして、射出成形機300によって成形した成形品400が良品と判断された場合、その時の成形条件を良品成形条件として良品成形条件データベース205に格納する。
請求項(抜粋):
射出成形機による良品成形時の成形条件が蓄積された良品成形条件データベースから対象成形品に対応する最適な良品成形条件を抽出するか、もしくは類似の成形条件が得られない場合は、デフォルトの設定規則を設けて、初期設定値を設定し、射出のみで充填させその後保圧をかけてほぼ充填した状態を初期成形条件として前記対象成形品の初期成形条件とする初期成形条件設定工程と、対象成形品についての、初期成形条件設定時あるいは成形不良対策の際の対策案の導出時に、該当する成形条件を前記射出成形機に設定する成形条件入力工程と、該成形条件入力工程にて成形条件が設定された射出成形機に射出成形を行なわせる試射工程と、該試射工程にて成形された成形品が良品か否か調べ、該成形品に成形不良が発見された場合、その不良項目および不良状況を判別する不良データ入力工程と、該不良データ入力工程にて前記成形品が良品であると判断した場合、そのときの射出成形機の成形条件を良品成形条件として前記良品成形条件データベースに追加し、また、成形不良が発見された場合は、発生し得る成形不良それぞれに対して、実施すべき複数の対策案とそれらの選択規則が予め記録された成形不良対策マトリクスを参照して、前記不良項目および不良状況に対する対策案を優先順位にしたがって導出する対策推論工程とからなることを特徴とする射出成形技術の支援方法。
IPC (5件):
B29C 45/76 ,  G06F 7/08 ,  G06F 15/21 ,  G07C 3/08 ,  G06F 9/44 330

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