特許
J-GLOBAL ID:200903057241634555

カルシウム含有焼却飛灰及び溶融飛灰の処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉嶺 桂 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-236619
公開番号(公開出願番号):特開2000-054038
出願日: 1998年08月10日
公開日(公表日): 2000年02月22日
要約:
【要約】【課題】 カルシウムを含有する焼却飛灰又は溶融飛灰から、鉛、亜鉛等重金属類を安定な形で簡便に分離することができる飛灰の処理方法を提供する。【解決手段】 重金属類と、塩類及び未反応の消石灰を含有する飛灰に、希塩酸を添加して泥状化し、塩化カルシウムを含む塩類と亜鉛の大部分を溶出させた後、固液分離する第一工程と、得られた残渣に塩化アンモニウム水溶液を加えて再泥状化させ、未反応の消石灰を可溶化させた後、固液分離し、鉛を主成分とする重金属を含む残渣を得る第二工程からなる飛灰の処理方法であり、前記第二工程で得られた残渣は、水溶液中に再泥状化し、硫酸を添加して酸性にし、鉛以外の金属を溶出させて固液分離し、鉛を含有する残渣を得る第三工程とし、次で、前記各工程で得られる液相を混合し、アルカリ剤でアルカリ性としてから、硫化剤を添加し、亜鉛を主とする重金属類の水酸化物及び硫化物の沈殿を生成させる。
請求項(抜粋):
消石灰を噴霧した焼却炉及び溶融炉から発生する鉛、亜鉛を含む重金属類と、塩化カルシウムを含む塩類及び未反応の消石灰を含有する飛灰の処理方法において、前記飛灰に希塩酸を添加して泥状化し、塩化カルシウムを含む塩類と亜鉛の大部分を溶出させた後、固液分離する第一工程と、得られた残渣に塩化アンモニウム水溶液を加えて再泥状化させることにより、未反応の消石灰を可溶化させた後、固液分離し、鉛を主成分とする重金属を含む残渣を得る第二工程からなることを特徴とする飛灰の処理方法。
IPC (4件):
C22B 7/02 ,  B09B 3/00 ,  C22B 3/04 ,  C22B 3/44
FI (4件):
C22B 7/02 B ,  B09B 3/00 304 G ,  C22B 3/00 A ,  C22B 3/00 R
Fターム (7件):
4K001AA20 ,  4K001AA30 ,  4K001BA14 ,  4K001DB04 ,  4K001DB09 ,  4K001DB22 ,  4K001DB23

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