特許
J-GLOBAL ID:200903057242525504

偏心重錘の起振力制御方法、および、同制御機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 秋本 正実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-236695
公開番号(公開出願番号):特開平9-078579
出願日: 1995年09月14日
公開日(公表日): 1997年03月25日
要約:
【要約】【課題】 A,B両系統の固定偏心重錘、および可動偏心重錘、並びにその回転駆動手段を備えた起振機の制御技術を改良して、回転部材の回転位相を検出したりサーボ制御したりする必要無く、しかも運転を中断せずに起振力を増減調節できるようにする。【解決手段】 A系統には平行斜線を付し、B系統には斑点を付して示してある。A系統駆動モータMaによってA系統を、B系統駆動モータMbによってB系統を、それぞれ回転駆動する。図には現れていないがA系統とB系統との回転位相差は、0度〜180度の間の所定角度範囲以内となるように機械的に拘束されている。これにより、駆動モータMaもしくは同Mbによって回転駆動すると、A,B両系統の回転位相差が変化し、総合偏心モーメントが最大,最小の2段階切換されて起振力が調節される。
請求項(抜粋):
A系統の偏心重錘回転駆動系と、B系統の偏心重錘回転駆動系とを設け、A系統回転軸(21)にA系統固定偏心重錘(26)を固定するとともに、該A系統回転軸にB系統可動偏心重錘(27)を相対的回動可能に取り付け、B系統回転軸(22)にB系統固定偏心重錘(28)を固定するとともに、該B系統回転軸にA系統可動偏心重錘(29)を相対的回動可能に取り付け、前記A系統固定偏心重錘(26)とA系統可動偏心重錘(29)とを常に等しい回転速度で反対方向に回転するように連動させるとともに、前記B系統固定偏心重錘(28)とB系統可動偏心重錘(27)とを常に等しい回転速度で反対方向に回転するように連動させ、かつ、前記A系統の回転位相とB系統の回転位相との位相差が、0度以上180度以下の所定角度範囲以上とならないように、両系統の回転部材相互を機械的に拘束して、前記A系統回転軸(21)とB系統回転軸(22)とを、それぞれ別個に制御し得るモータによって回転駆動することを特徴とする、偏心重錘の起振力制御方法。
IPC (2件):
E02D 7/18 ,  B06B 1/16
FI (2件):
E02D 7/18 ,  B06B 1/16

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