特許
J-GLOBAL ID:200903057246526882

分離用樹脂及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-052276
公開番号(公開出願番号):特開平6-262070
出願日: 1993年03月12日
公開日(公表日): 1994年09月20日
要約:
【要約】【構成】 平均細孔半径が10オングストローム以上、75オングストローム以下の細孔を有する多孔性有機重合体粒子であり、液体クロマトグラフィーにおいて血清アルブミン共存下で逆相分配モードにより有機低分子化合物を分離した際に血清アルブミンの回収率が80%以上である分離用樹脂及び該樹脂を有機重合体粒子に、架橋性ポリビニル単量体を25重量%から100重量%含むビニル単量体、ラジカル重合開始剤および多孔質化溶媒を含浸させた後、該粒子を該水性媒体に懸濁し、該懸濁液を昇温後、重合反応の継続中に親水性ビニル単量体を該懸濁液に添加することより製造する方法。【効果】 本発明は、従来のシリカゲルを担体として分離剤よりも耐久性が優れる多孔質有機重合体粒子からなる粒子表面が親水化された分離用樹脂に関するものであり、タンパク質共存下で有機低分子化合物を逆相分配モードで分離する用途に好適であり、測定試料の除タンパク質の必要がないという特徴を有する分離用樹脂である。また、該分離用樹脂を簡便な方法により製造する方法である。
請求項(抜粋):
平均細孔半径が10オングストローム以上、75オングストローム以下の細孔を有する多孔性有機重合体粒子であり、液体クロマトグラフィーにおいて血清アルブミン共存下で逆相分配モードにより有機低分子化合物を分離した際に血清アルブミンの回収率が80%以上である分離用樹脂。
IPC (4件):
B01J 20/26 ,  B01D 15/08 ,  C08J 9/40 ,  G01N 30/48
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-056256

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