特許
J-GLOBAL ID:200903057259002882

マクロモノマー連鎖移動剤を用いる重合方法、およびその方法により得られる重合体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-201410
公開番号(公開出願番号):特開2000-355605
出願日: 1993年05月03日
公開日(公表日): 2000年12月26日
要約:
【要約】【課題】 コーティングおよび他の硬化可能な組成物用のポリマーとして有用である架橋可能な官能基を有するポリマーを、その用途に必要な特性に悪影響を与えることなく分子量を制御して製造する方法の提供。【解決手段】 マクロモノマー、または分子量分布をもつ複数のマクロモノマーである連鎖移動剤と、不飽和モノマーまたは複数の不飽和モノマーの混合物とを含む反応混合物を用いて、分子量が制御されかつ架橋可能な官能基を含むポリマーを得る重合方法。
請求項(抜粋):
末端官能性を有するテレケリックポリマーを生成するための方法であって、反応混合物は、(a) 連鎖移動剤として、次式に示す末端基を有するマクロモノマー、または分子量分布をもち次式に示す末端基を有する複数のマクロモノマーと、【化1】(ここで、nは平均2〜100であり、X1〜Xnはそれぞれ独立してXであり、Xは、-CONR2,-COOR,OR1,-OCOR,-OCOOR1,-NRCOOR1,ハロ、シアノ、または置換フェニルまたは置換アリールであり、各Rは、それぞれ独立して、水素、シリル、または置換アルキル、置換アルキルエーテル、置換フェニル、置換ベンジル、および置換アリールからなる群より選択されたものであり、置換されたとはエポキシ、ヒドロキシ、イソシアナト、シアノ、アミノ、シリル、酸、ハロ、またはアシルからなる群より選択された置換基を有することを意味し、およびR1は水素を除いてRと同一であり、各アルキルは、それぞれ独立して、分枝の、未分枝の、または環状の1〜12の炭素原子を有する炭化水素類であり、およびハロすなわちハロゲンは臭素、ヨウ素、塩素またはフッ素である)(b) 不飽和モノマーまたは複数の不飽和モノマーの混合物とを含み、ここで、前記方法によって生成された生成物または前記方法によって生成された生成物の相当の部分は、一端または両端に末端官能基を有し、該官能基は、離間したポリマー上の官能基と架橋する能力がある、エポキシ、ヒドロキシ、イソシアナト、シアノ、アミノ、シリル、酸、およびアシルからなる群より選択されることを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F 2/38 ,  C08F297/00
FI (2件):
C08F 2/38 ,  C08F297/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特表平7-506393

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