特許
J-GLOBAL ID:200903057259381182

電動車両の制動システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神崎 真一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-276136
公開番号(公開出願番号):特開平8-113138
出願日: 1994年10月14日
公開日(公表日): 1996年05月07日
要約:
【要約】【構成】 電動車両の制動システムは、ブレーキ倍力装置5を有する機械式制動装置と回生制動装置とを備えている。ブレーキ倍力装置5の弁機構25を構成するばね30の付勢力から大気圧による弁体28および弁プランジャ26の前進力を引いた値が、バルブボデイ21を非作動位置に保持するリターンスプリング34の付勢力から大気圧によるバルブボデイ21の左向きの前進力を引いた値よりも大きくなるように設定している。したがってブレーキペダルを踏み込むと、先ずバルブボデイ21が前進されてブレーキ液圧が発生し、次に弁機構25が作動されてブレーキ倍力装置の倍力作用で強力なブレーキ作用が行なわれる。【効果】 回生制動装置の有効利用を図ることができ、またブレーキの効きやフィーリングが悪くなることを可及的に防止することができる。
請求項(抜粋):
ブレーキペダルの踏力を倍力するブレーキ倍力装置を備えた機械式制動装置と、上記ブレーキペダルの操作状態を検出するセンサと、このセンサによって検出したブレーキペダルの操作量の増減に応じて回生制動力を増減させる回生制動装置とを備え、上記ブレーキ倍力装置は、シェル内に摺動自在に設けたバルブボデイと、上記バルブボデイに摺動自在に嵌合して入力軸に連動させた弁プランジャと、上記バルブボデイに形成した第1弁座と、上記弁プランジャに形成した第2弁座と、上記第1弁座と第2弁座とに着座する弁体と、上記バルブボデイに加わる大気圧による前進力に抗して該バルブボデイを非作動位置に付勢するリターンスプリングと、上記弁プランジャおよび弁体に加わる大気圧による前進力に抗して該弁プランジャおよび弁体を非作動位置に付勢するばねとを備えた電動車両の制動システムにおいて、上記リターンスプリングの付勢力から大気圧によるバルブボデイの前進力を引いた値よりも、上記ばねの付勢力から大気圧による弁体および弁プランジャの前進力を引いた値が大きくなるように、上記ばねの付勢力を設定したことを特徴とする電動車両の制動システム。
IPC (2件):
B60T 13/57 ,  B60L 7/24
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 特開昭60-107448
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-107448

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