特許
J-GLOBAL ID:200903057260070271

容量可変型圧縮機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-368009
公開番号(公開出願番号):特開2001-180259
出願日: 1999年12月24日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 蒸発器での熱負荷状況に影響されることなく、室温の安定維持を図るための圧縮機の吐出容量制御と、車両の駆動源の高負荷時における吐出容量の迅速な変更及びその後の復帰とを両立させることが可能な容量可変型圧縮機の制御装置を提供すること。【解決手段】 制御弁46は、冷媒循環回路に設定された二つの圧力監視点P1,P2間の差圧(PdH-PdL)に感応する作動ロッド53を備え、ソレノイド部52からの電磁力Fによって決定される二点間差圧(PdH-PdL)の目標値を維持するように、作動ロッド53の弁部56により給気通路42,44の開度を自律調節する。
請求項(抜粋):
車両用空調装置の冷媒循環回路を構成し、車両の駆動源に補機として駆動される容量可変型圧縮機の吐出容量を制御するための制御装置において、前記冷媒循環回路に設定された、容量可変型圧縮機の吐出容量が反映される二つの圧力監視点間の差圧を検出する差圧検出手段と、前記車両用空調装置の冷房負荷を検出する冷房負荷検出手段と、前記駆動源の負荷を検出する駆動源負荷検出手段と、前記冷房負荷検出手段からの冷房負荷情報に基づいて、二つの圧力監視点間の差圧の制御目標となる設定差圧を算出する設定差圧算出手段と、前記駆動源負荷検出手段からの駆動源負荷情報に基づいて、駆動源が高負荷状態にあるか否かを判定する駆動源負荷判定手段と、前記駆動源負荷判定手段の判定に基づき、駆動源が高負荷状態にある場合には二つの圧力監視点間の差圧に制限値を設定する制限値設定手段と、前記設定差圧算出手段により算出された設定差圧と制限値設定手段により設定された制限値とを比較し、設定差圧の示唆する容量可変型圧縮機の吐出容量が制限値の示唆する吐出容量以下であれば設定差圧を、設定差圧の示唆する吐出容量が制限値の示唆する吐出容量を上回るなら制限値を新たな設定差圧として取り扱う設定差圧決定手段と、前記設定差圧決定手段からの設定差圧に差圧検出手段が検出した差圧が近づくように容量可変型圧縮機の吐出容量を制御する圧縮機制御手段とを備えた容量可変型圧縮機の制御装置。

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