特許
J-GLOBAL ID:200903057262936098

チオクロマノイルシクロヘキセノン誘導体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔 (外1名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-588163
公開番号(公開出願番号):特表2002-532489
出願日: 1999年12月02日
公開日(公表日): 2002年10月02日
要約:
【要約】本発明は式(I)(式中、Aは任意に置換されていてもよい飽和または不飽和アルキル鎖;R1はシアノ、ロダノ、ニトロ、OR4、SR5、SOR6、SO2R6、ONR6NR7、ON=CR6R8、NR9R10、P(O)R11R12、P(S)R11R12、CO2R6、任意に置換されたフェニルまたはヘテロシクリル;R2はアルキル、ハロゲン化アルキル、アルコキシまたはハロゲンアルコキシ;R3は水素、アルキルまたはハロゲン;Xは酸素、硫黄、S=O、S(=O)2、CR13R14、C=OまたはC=NR15;mは0、1または2;nは0、1、2、3または4;R16は置換型(3-オキソ-1-シクロヘキセン-2-イル)-カルボニルまたは置換型(1,3-ジオキソ-2-シクロヘキシル)-メチリデンである)で表されるチオクロマノイルシクロヘキセノン誘導体およびその農業上有用な塩に関する。また本発明は、チオクロマノイルシクロヘキセノン誘導体の製造のための中間体および方法、該誘導体を含む製品、ならびに望ましくない植物を駆除するための該誘導体および該誘導体を含む製品の使用に関する。
請求項(抜粋):
下記式Iで表されるチオクロマノイルシクロヘキセノン誘導体およびその農業上有用な塩。【化1】(式中、 Aは、C1-C6-アルカンジイル、C2-C6-アルケンジイル、C4-C6-アルカンジエンジイルまたはC2-C6-アルキンジイルであり、ここで、これらの基は、シアノ、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-アルキルチオ、C1-C4-アルキルカルボニルまたはC1-C4-アルコキシカルボニルから選択される1個または2個の置換基を有していてもよく、 R1は、シアノ、チオシアナト、ニトロ、OR4、SR5、SOR6、SO2R6、ONR6R7、ON=CR6R8、NR9R10、P(O)R11R12、P(S)R11R12、COR6、CO2R6、フェニル、ヘテロシクリルまたはN-結合ヘテロシクリルであり、ここで、最後に挙げた3個の基は、部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、および/またはニトロ、シアノ、C1-C4-アルキル、C1-C4-ハロアルキル、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-ハロアルコキシもしくはC1-C4-アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の置換基を有していてもよく、 R2は、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C1-C6-アルコキシまたはC1-C6-ハロアルコキシであり、 R3は、水素、ハロゲンまたはC1-C6-アルキルであり、 Xは、酸素、硫黄、S=O、S(=O)2、CR13R14、C=OまたはC=NR15であり、 mは、0、1または2であり、 nは、0、1、2、3または4であり、 R4、R5は、R6について挙げた基の中の1つであり、 水素、C1-C4-アルキルカルボニル、C1-C4-ハロアルキルカルボニル、C1-C4-アルコキシカルボニル、C1-C4-ハロアルコキシカルボニル、C1-C4-アルキルスルホニル、C1-C4-ハロアルキルスルホニル、P(O)R11R12またはP(S)R11R12であり、 フェニルカルボニル、フェノキシカルボニル、フェニル-C1-C4-アルキルカルボニル、フェニルスルホニル、フェノキシスルホニル、ヘテロシクリルカルボニル、ヘテロシクリルオキシカルボニル、ヘテロシクリル-C1-C4-アルキルカルボニル、ヘテロシクリルスルホニルまたはヘテロシクリルオキシスルホニルであり、ここで、最後に挙げた10個の置換基のフェニル基およびヘテロシクリル基は、部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、および/またはニトロ、シアノ、C1-C4-アルキル、C1-C4-ハロアルキル、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-ハロアルコキシもしくはC1-C4-アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基を有していてもよく、 R6は、C1-C6-アルキル、C3-C6-アルケニル、C3-C6-アルキニルまたはC3-C6-シクロアルキルであり、ここで、最後に挙げた4個の基は、部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、ならびに/またはシアノ、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-ハロアルコキシ、C1-C4-アルキルチオ、C1-C4-ハロアルキルチオ、C1-C4-アルキルスルフィニル、C1-C4-ハロアルキルスルフィニル、C1-C4-アルキルスルホニル、C1-C4-ハロアルキルスルホニル、C1-C4-アルキルカルボニル、C1-C4-アルコキシカルボニルおよびC1-C4-ハロアルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基を有していてもよく、 フェニル、フェニル-C1-C4-アルキル、ヘテロシクリルまたはヘテロシクリル-C1-C4-アルキルであり、ここで、最後に挙げた4個の置換基のフェニル基およびヘテロシクリル基は、部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、および/またはニトロ、シアノ、C1-C4-アルキル、C1-C4-ハロアルキル、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-ハロアルコキシもしくはC1-C4-アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基を有していてもよく、 R7は、水素またはC1-C6-アルキルであり、 R8は、水素、C1-C6-アルキル、C1-C6-アルコキシカルボニル、シアノまたはC1-C6-アルコキシであり、 R9は、R4について挙げた基の中の1つであり、 C1-C6-アルコキシ、C3-C6-アルケニルオキシ、C3-C6-アルキニルオキシ、アミノカルボニル、N-C1-C6-アルキルアミノカルボニルまたはN,N-ジ-(C1-C6-アルキル)アミノカルボニルであり、 R10は、水素、C1-C6-アルキル、C3-C6-アルケニルまたはC3-C6-アルキニルであり、 R11、R12は、水素、ヒドロキシル、C1-C6-アルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、フェニル、フェニル-C1-C4-アルキルまたはフェノキシであり、ここで、最後に挙げた3個の置換基は、部分的もしくは完全にハロゲン化されていてもよく、および/またはニトロ、シアノ、C1-C4-アルキル、C1-C4-ハロアルキル、C1-C4-アルコキシ、C1-C4-ハロアルコキシもしくはC1-C4-アルコキシカルボニルから選択される1〜3個の基を有していてもよく、 R13、R14は、水素、ニトロ、ハロゲン、シアノ、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C1-C6-アルコキシ、C1-C6-ハロアルコキシ、C1-C6-アルキルチオ、C1-C6-ハロアルキルチオ、C1-C6-アルキルスルフィニル、C1-C6-ハロアルキルスルフィニル、C1-C6-アルキルスルホニル、C1-C6-ハロアルキルスルホニル、N-C1-C6-アルキルアミノ、N-C1-C6-ハロアルキルアミノ、N,N-ジ(C1-C6-アルキル)アミノ、N-C1-C6-アルコキシアミノ、N-(C1-C6-アルコキシ)-N-(C1-C6-アルキル)アミノ、1-テトラヒドロピロリル、1-ピペリジニル、4-モルホリニルまたは1-ヘキサヒドロピラジニルであり、または R13、R14は、一緒になってメチリデン基を形成し、ここで、メチリデン基は、ハロゲン、シアノ、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C1-C6-アルコキシまたはC1-C6-ハロアルコキシから選択される1個または2個の置換基で置換されていてもよく、 R15は、C1-C6-アルキル、C1-C6-ハロアルキル、C1-C6-アルコキシまたはC1-C6-ハロアルコキシであり、 R16は、置換型(3-オキソ-1-シクロヘキセン-2-イル)カルボニルまたは置換型(1,3-ジオキソ-2-シクロヘキシル)-メチリデンである。)
IPC (7件):
C07D335/06 ,  A01N 43/18 ,  C07D339/06 ,  C07D339/08 ,  C07D409/06 ,  C07D417/06 ,  C07F 9/6553
FI (7件):
C07D335/06 ,  A01N 43/18 C ,  C07D339/06 ,  C07D339/08 ,  C07D409/06 ,  C07D417/06 ,  C07F 9/6553
Fターム (25件):
4C023KA01 ,  4C023NA08 ,  4C023PA08 ,  4C063AA01 ,  4C063BB03 ,  4C063CC95 ,  4C063DD22 ,  4C063DD41 ,  4C063DD62 ,  4C063EE03 ,  4H011AB01 ,  4H011BA01 ,  4H011BB08 ,  4H011BC03 ,  4H011BC07 ,  4H011BC18 ,  4H011DA15 ,  4H011DA16 ,  4H011DC05 ,  4H011DD03 ,  4H011DD04 ,  4H011DE15 ,  4H050AA01 ,  4H050AA03 ,  4H050AB04

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