特許
J-GLOBAL ID:200903057270304858
不飽和性オレフィン系共重合体およびその製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
鈴木 俊一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-160288
公開番号(公開出願番号):特開平10-007733
出願日: 1996年06月20日
公開日(公表日): 1998年01月13日
要約:
【要約】【解決手段】(i) 炭素数2〜20のα-オレフィンと、(ii)特定の式で表される少なくとも1種の芳香環含有ビニルモノマーと、(iii)特定の式で表される少なくとも1種の鎖状ポリエン基含有ノルボルネン化合物とのランダム共重合体であり、上記(i)単位が30〜99.8モル%で、上記(ii)単位が0.1〜60モル%で、(iii)単位が0.1〜10モル%で、135°Cのデカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gである不飽和性オレフィン系共重合体およびその製造方法。【効果】耐動的疲労性(耐屈曲疲労性)、耐候性、耐オゾン性、耐熱老化性、低温特性に優れるとともに、加工性、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)等の芳香環含有ポリマーとの相溶性および共加硫性にも優れ、各種ゴム製品、樹脂改質剤などの用途に利用できる。
請求項(抜粋):
[A](i) 炭素数2〜20のα-オレフィンと、(ii)下記式(ii-a)で表される少なくとも1種の芳香環含有ビニルモノマーと、(iii) 下記式[I]で表される少なくとも1種の鎖状ポリエン基含有ノルボルネン化合物とのランダム共重合体であり、[B](i) 炭素数2〜20のα-オレフィンから誘導される構成単位が30〜99.8モル%であり、(ii)下記式(ii-a)で表される少なくとも1種の芳香環含有ビニルモノマーから誘導される構成単位が0.1〜60モル%であり、(iii)下記式[I]で表される少なくとも1種の鎖状ポリエン基含有ノルボルネン化合物から誘導される構成単位が0.1〜10モル%であり、[C]135°C、デカリン中で測定した極限粘度[η]が0.05〜10dl/gであることを特徴とする不飽和性オレフィン系共重合体;式(ii-a):【化1】(式中、nは0〜5の整数であり、R1 、R2 およびR3 は、互いに同一でも異なっていてもよく、水素原子または炭素原子数1〜8のアルキル基を表わす。)式[I]:【化2】[式[I]中、nは1〜5の整数であり、R1は炭素数1〜5のアルキル基であり、R2およびR3はそれぞれ独立して水素原子または炭素数1〜5のアルキル基である。]
IPC (2件):
C08F210/00 MJG
, C08F212/04 MJX
FI (2件):
C08F210/00 MJG
, C08F212/04 MJX
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