特許
J-GLOBAL ID:200903057274339443

高飽和磁化および良好な軟磁気特性を有するFe基非晶質合金

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 西 義之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-293576
公開番号(公開出願番号):特開2002-105607
出願日: 2000年09月27日
公開日(公表日): 2002年04月10日
要約:
【要約】【課題】 大きなガラス形成能、優れた加工性、高い飽和磁化および良好な軟磁気特性を有するの開発。【構成】 組成式Fe<SB>100-x-y-z</SB>Co<SB>x</SB>RE<SB>y</SB>B<SB>z</SB>(ただし、組成比示すx、y、zは原子%で、0原子%<x≦30原子%、2.0原子%≦y≦7.0原子%、16原子%≦z≦35原子%である。)で示され、△Tx=Tx-Tg(ただし、Txは、結晶化開始温度、Tgは、ガラス遷移温度を示す。)の式で表わされる過冷却液体領域の温度間隔△Txが45°C以上であることを特徴とするFe基非晶質合金。ロールを用いた液体急冷凝固法により厚さ200μm以下、非晶質相の体積比率95%以上の薄板材が得られる。また、金型鋳造法により直径または厚さが1mm以下、非晶質相の体積比率90%以上の棒材または板材が得られる。このFe基非晶質合金は、飽和磁化(Bs)=1.20T以上、保磁力(Hc)=15A/m以下、磁歪定数(λs)が30×10<SP>-6</SP>以下、1kHzでの透磁率(μe)が8000 以上の磁気特性を有する。
請求項(抜粋):
Feを主成分とし、希土類元素REのうちから選択される1種または2種以上の元素とCo元素とBを含み、△Tx=Tx-Tg(ただし、Txは、結晶化開始温度、Tgは、ガラス遷移温度を示す。)の式で表わされる過冷却液体域の温度間隔△Txが45°C以上であることを特徴とするFe基非晶質合金。
IPC (2件):
C22C 45/02 ,  H01F 1/153
FI (2件):
C22C 45/02 A ,  H01F 1/14 C
Fターム (10件):
5E041AA11 ,  5E041AA19 ,  5E041BD03 ,  5E041CA02 ,  5E041NN01 ,  5E041NN06 ,  5E041NN12 ,  5E041NN13 ,  5E041NN15 ,  5E041NN18
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • Fe基軟磁性金属ガラス合金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-243756   出願人:井上明久, アルプス電気株式会社, 新技術事業団
  • 特開昭61-246318
  • 特開昭62-243152

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