特許
J-GLOBAL ID:200903057276979555

匿名化方法及びそのシステム、並びに個人にかかる情報を匿名化して移送する方法及びそのシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 清水 初志 ,  橋本 一憲 ,  刑部 俊
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2001009073
公開番号(公開出願番号):WO2002-039341
出願日: 2001年10月16日
公開日(公表日): 2002年05月16日
要約:
試料等提供者の診療情報と採取した検体との匿名化を図る。病院側の臨床検査部門の担当医は試料等提供者(患者)の患者情報を取得し、診療を行って患者情報及び診療情報を個人識別管理室の患者情報管理システムに記憶させる。病院側研究遂行者は研究側の研究責任者の指示の下、試料等提供者から同意を得、担当医が血液、血清等の1次検体(試料)を採取し、個人識別情報管理者がこれらの検体の検体番号(匿名前検体番号)に対して匿名化処理を行い、匿名化された検体番号(匿名検体番号)に対応するバーコードを検体を入れた容器に貼付する。匿名前検体番号と匿名検体番号とを結びつける連結可能匿名化対応表は、匿名化システムに保存される。匿名化された患者情報及び診療情報と、匿名化された検体は、研究部門に提供される。
請求項(抜粋):
個人にかかる情報の匿名化方法であって、 個人の識別が可能な第1の識別情報を生成または入力するステップ、 所定の個人に関する第1の情報を、前記第1の識別情報に対応付けて記憶するステップと、 少なくとも、第1の識別情報の一部を共有しかつ該個人に係る第2の情報を識別可能となるよう必要な桁数を有する記号列をもって構成される第2の識別情報を、個々の第2の情報が識別可能となるように生成するステップと、 該生成された第2の識別情報を、各第2の情報に関連付ける指示を発行するステップと、 前記第2の識別情報と1対1に対応し、第1の識別情報を類推不可能な第3の識別情報を生成するステップ、 該第2の識別情報と該第3の識別情報との対応情報を記憶するステップと 前記第2の情報に対する、第2の識別情報との関連付けを解消し、同時に前記第3の識別情報を関連付ける指示を発行するステップとを、 備えることを特徴とする個人にかかる情報の匿名化方法。
IPC (2件):
G06F17/60 ,  G06K19/06
FI (2件):
G06F17/60 126A ,  G06K19/00 A

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