特許
J-GLOBAL ID:200903057279929796

小形モータ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 稔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-243507
公開番号(公開出願番号):特開平10-094236
出願日: 1996年09月13日
公開日(公表日): 1998年04月10日
要約:
【要約】【課題】 クロポール形アウターステータを持つ小形モータにおいて、コイルボビン部の高線績化を実現でき、部品点数が少なく低コスト化が可能であり、しかも、金属製の軸受け部を持つ高耐久性の小形モータを提供する。【解決手段】 アウターステータを構成するスチール製ヨークのうちアウターヨーク81aは、内周側に折曲形成した軸受け部と、外周側から切り起こした極歯Kと、極歯の切り起こし元部81dの板厚端側に穿設されており、切り起こし穴Hに連通する樹脂湯流通用切欠き穴G,Gと、切り起こし穴81e及び樹脂湯流通用切欠き穴Gの板厚隙間に充填された樹脂封止層85,86とを備えて成る。アウターヨーク内面には樹脂封止層85の樹脂がはみ出さずに切り起こし穴Hが塞がれているため、コイルボビン部内面に薄膜の絶縁性塗膜を形成することでコイルボビン部の線積を拡大でき、またアウターヨーク自身が金属製の軸受け部を有するため、軸受メタルの抜け強度等が高くなると共に、金属板の枚数を削減できる。更に樹脂封止層で極歯の固定力が増強する。
請求項(抜粋):
金属磁性板に極歯を切り起こしたヨークの複数個組みをインサート成形樹脂で一体化して成るクロポール形アウターステータを備える小形モータにおいて、前記ヨークのうちアウターヨークは、内周側に折曲形成した軸受け部と、外周側から切り起こした前記極歯と、この極歯の切り起こし元部の板厚端側に穿設されており、当該極歯の切り起こし穴に連通する樹脂湯流通穴と、前記切り起こし穴及び前記樹脂湯流通穴の板厚隙間に充填された樹脂封止層と、を備えて成ることを特徴とする小形モータ。
IPC (2件):
H02K 37/14 535 ,  H02K 37/14
FI (2件):
H02K 37/14 535 B ,  H02K 37/14 535 X
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭63-103650
  • 特開昭63-103650

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