特許
J-GLOBAL ID:200903057284051693

エンジンの燃料制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 後藤 政喜 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-174449
公開番号(公開出願番号):特開平7-034928
出願日: 1993年07月14日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】 始動時間を学習し、この学習値にもとづいて噴射弁に燃料漏れがあると判断されたときは、暖機直後の再始動時に始動時噴射量の初期値を減量補正することにより、燃料漏れがあっても、暖機直後の再始動時の始動性をよくする。【構成】 判定手段15は始動時間の計測値TMSTがバックアップされた第1メモリ13内の記憶値よりも所定値大きいかどうかにより噴射弁10に燃料漏れがあるかどうかを判定し、この判定結果を第2メモリ16が記憶し、このメモリ16内の判定結果をエンジンの停止後もバックアップ手段18がバックアップする。再始動時に前記バックアップされた第2メモリ16内の記憶値によれば燃料漏れがありかつ始動時水温が所定範囲内にあることが判定手段19で判定されたとき、減量補正手段20が始動時噴射量の初期値を減量補正する。
請求項(抜粋):
始動時噴射量を少なくとも始動時水温または吸入空気量にもとづいて演算する手段と、始動時間を計測する手段と、始動時間の学習値を記憶する第1メモリと、この第1メモリ内の記憶値をエンジンの停止後もバックアップする手段と、前記始動時間の計測値が前記バックアップされた第1メモリ内の学習値よりも所定値大きいかどうかにより燃料噴射弁に燃料漏れがあるかどうかを判定する手段と、この判定結果を記憶する第2メモリと、この第2メモリ内の記憶値より燃料漏れのないとき前記始動時間の計測値と前記バックアップされた第1メモリ内の記憶値とにもとづいた値をあらたな学習値として更新する手段と、前記第2メモリ内の記憶値をエンジンの停止後もバックアップする手段と、再始動時に前記バックアップされた第2メモリ内の記憶値によれば燃料漏れがありかつ始動時水温が所定範囲内にあるかどうかを判定する手段と、この判定結果より再始動時に前記バックアップされた第2メモリ内の記憶値によれば燃料漏れがありかつ始動時水温が所定範囲内にあるとき前記始動時噴射量を減量補正する手段と、この減量補正された噴射量を駆動パルスに変換して前記燃料噴射弁に出力する手段とを設けたことを特徴とするエンジンの燃料制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/06 330 ,  F02D 41/06 ,  F02D 41/04 330 ,  F02D 45/00 340

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