特許

J-GLOBAL ID：200903057285880944

密閉形電動圧縮機

発明者： 大和田 弘康 ,  荻野 賢二 ,  内田 宏政 ,  大嶋 靖浩 ,  山本 光司
出願人/特許権者： 株式会社日立製作所
代理人 (1件)： 高橋 明夫 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平5-051171
公開番号（公開出願番号）：特開平6-264869
出願日： 1993年03月12日
公開日（公表日）： 1994年09月20日
要約：

【要約】【目的】 圧縮工程の際、シリンダ内に残留する圧縮冷媒ガスの体積を減少させ、次の吸入工程の際に吸入される冷媒ガスの量の低下を減少させることができ、かつ、冷媒ガス吸入流通抵抗に伴う圧力損失を避けるのに好適な冷媒ガス吸入通路の面積を得ることができ、圧縮効率の高い密閉型電動圧縮機を提供する。【構成】 弁座板16に形成された冷媒ガス吸入通路14の形状を、吸入弁13の舌状形状の可動部13aの長手方向を長径方向とする長円形状としたものである。弁座板16の冷媒ガス吸入通路14は、その断面積が所要面積を確保する長円形状のものとし、この冷媒ガス吸入通路14を開閉する吸入弁可動部13aの外周長さを必要最小限とするようにした。

請求項（抜粋）：

密閉容器内に、電動機部と該電動機に回転軸を介して連結する圧縮機構部とを配設し、上記圧縮機構部には、シリンダと、シリンダ内を往復運動するピストンと、舌状形状の可動部を有する吸入弁,冷媒ガス吸入通路,吐出通路を設けた弁座板および吐出弁を前記シリンダに装備してなる密閉形電動圧縮機において、前記弁座板に設けられた冷媒ガス吸入通路の形状を、前記吸入弁の舌状形状の可動部の長手方向を長径方向とする長円形状としたことを特徴とする密閉形電動圧縮機。

IPC (2件)：

F04B 39/10 ,  F16K 15/16