特許

J-GLOBAL ID：200903057291798800

レーザー切断性が優れた高張力鋼板およびその製造方法

発明者： 千々岩 力雄 ,  吉江 淳彦 ,  吉田 譲 ,  宮崎 康信
出願人/特許権者： 新日本製鐵株式会社
代理人 (1件)： 大関 和夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-007759
公開番号（公開出願番号）：特開平9-194988
出願日： 1996年01月19日
公開日（公表日）： 1997年07月29日
要約：

【要約】【課題】 本発明はレーザー切断性が優れた高張力鋼板およびその製造方法に関するものである。【解決手段】 レーザー切断性に悪影響を及ぼす鋼成分と鋼板表面性状を制御して、レーザー切断性を向上させるもので、鋼成分は低C-低Si-低Mn系で適正量のCu,Cr,Moを添加してなり、製造法は圧延中にデスケーリングを3回以上実施し、圧延終了を850〜700°Cの範囲で、その後830〜680°Cより500°C以下の任意の温度まで水冷して、鋼板表面性状を適正化し、強度も580N/mm2 以上を確保して、レーザー切断性を向上させる。

請求項（抜粋）：

mass%で、C:0.03〜0.10%、Si:0.15%以下、Mn:0.8〜1.1%、P:0.03%以下、S:0.02%以下、Al:0.06%以下、Cu:0.3〜1.2%、Ni:0.2〜0.8%、Cr:0.3〜1.0%、Mo:0.05〜0.8%、N:0.006%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなることを特徴とするレーザー切断性が優れた高張力鋼板。

IPC (4件)：

C22C 38/00 301 ,  C21D 8/02 ,  C22C 38/44 ,  C22C 38/54

FI (4件)：

C22C 38/00 301 A ,  C21D 8/02 A ,  C22C 38/44 ,  C22C 38/54