特許
J-GLOBAL ID:200903057293920777

防水性電子制御ユニットハウジング

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038785
公開番号(公開出願番号):特開平8-236953
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 電子制御ユニットハウジングにおいて、充填材表面に水がかからないようにし、電子制御ユニット等の機能障害を起こす虞れをなくすこと。【構成】 複数のソレノイド2が組付けられているアクチュエータボデー1にケース3がシール部材を介して水密的に組付けられ、枠部6内に電子制御ユニット7が収納され、充填材8が充填され、カバー9がケース3にシール部材を介して水密的に組付けられる。上壁部分12の上面に結露した水は、結露水誘導路13の中央に収束し端部14を介して水誘導溝11をつたわり空間10に溜まって蒸発し水蒸気と化して呼吸穴16から膜体17を通過してカバー9外に出る。又、カバー9の呼吸穴16に備えられる膜体17により、呼吸穴15外側から水は浸入できない。
請求項(抜粋):
縦に配置されたベース板と、該ベース板の一側面に取付けられた電子制御ユニットと、該電子制御ユニットの周囲を囲むように前記ベース板の前記一側面から突出した枠部と、該枠部の内側に充填されて前記電子制御ユニットの水の浸入を防止する充填材と、前記ベース板の一側面に水密的に取付けられて前記枠部を覆うカバーとから構成されており、前記枠部の下壁部分と前記カバーの下壁部分との間には結露水を一時的に溜めるための空間が設けられ、前記枠部の先端と対向する前記カバーの内面には上下方向の水誘導溝が形成され、前記枠部の上壁部分はその先端面が前記カバーの内面に近接又は当接するように延長されてその上面の結露水を重力を利用して集め且つ前記水誘導溝に流し込む結露水誘導路を形成しており、前記カバーには撥水性と通気性を備えた膜体により覆われていて前記空間に大気を出入りさせる呼吸穴が設けられている防水性電子制御ユニットハウジング。
IPC (2件):
H05K 5/02 ,  B60R 16/02 610
FI (2件):
H05K 5/02 L ,  B60R 16/02 610 B

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