特許
J-GLOBAL ID:200903057294771910

ブラシレス直流モーター

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 三好 秀和 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-171124
公開番号(公開出願番号):特開平9-103062
出願日: 1996年07月01日
公開日(公表日): 1997年04月15日
要約:
【要約】【課題】 従来のブラシレス直流モーターにおいて、コギングトルクとリプル現象によるモーター駆動の回転特性の低下を抑え、モーターの正確な駆動制御と高精度な回転駆動を図る。【解決手段】 固定子と、回転子と、回転子の位置を検出する位置検出手段とを有するブラシレス直流モーターにおいて、極性を交互に反転させながら円形をなすように回転子に形成した永久磁石と、永久磁石の内周面に向いて放射状に、各々にワイヤーを巻いて形成した積層コアとからなる構造において、永久磁石の内周面と向かい合う積層コアの終端部を、永久磁石の内周面に近い第1部分と内周面から遠い第2部分とを有して非対称形状をなすように形成し、かつ、第1部分は、永久磁石の回転方向にみて第2部分に対して前方に位置するように配置した。回転駆動方向を設計方向に限った場合、積層コア終端部の非対称形状のため、コギングトルクが有効な方向に位相差を生じ、トルクリプルが低減される。
請求項(抜粋):
固定子と、回転子と、前記回転子の位置検出を目的として備えられる少なくとも一つの位置検出手段とを含み、前記位置検出手段で位置を認識して電流を切り換え/通電することにより、前記回転子を一方向のみに回転させるようにしたブラシレス直流モーターにおいて、極性を交互に反転させながら円形をなすように前記回転子に形成された複数の永久磁石と、前記固定子上で前記永久磁石の内周面と向かい合うように放射状に形成されて、各々にワイヤーが巻かれた複数の積層コアとを有し、前記永久磁石の内周面と向かい合う前記積層コアの終端部は、前記永久磁石の内周面に近い第1部分と前記内周面から遠い第2部分とを有して非対称形状をなすように形成され、前記第1部分は、前記永久磁石の回転方向にみて前記第2部分に対して前方に位置することを特徴とするブラシレス直流モーター。
IPC (4件):
H02K 29/08 ,  H02K 1/16 ,  H02K 1/24 ,  H02K 21/22
FI (4件):
H02K 29/08 ,  H02K 1/16 C ,  H02K 1/24 A ,  H02K 21/22 M
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-198158
  • 特開昭58-195491

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