特許
J-GLOBAL ID:200903057306253392

超音波診断装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-036841
公開番号(公開出願番号):特開平9-224937
出願日: 1996年02月23日
公開日(公表日): 1997年09月02日
要約:
【要約】【課題】 超音波受信における直交位相検波のためにチャネルごとにA/D変換器、遅延手段が2つずつ、さらに加算器も2つ必要になり、受波整相回路の回路規模が大きくなる。【解決手段】 各チャネルにおいてA/D変換器46は受信信号を超音波の送信周波数の4n倍でサンプリングする。超音波ビームの電子制御のため、この出力を遅延器50で遅延し位相を揃えた後、加算器52にて各チャネルからの受信信号を加算する。1周期当たり4n個のデータが並ぶ加算器52の出力から、互いにn個ずれたデータを複素信号の実数部信号、虚数部信号とする。
請求項(抜粋):
超音波を送受信する複数個並列に設けられた振動子と、上記超音波の送信周波数の4n倍(nは自然数)の周波数を有したサンプリングクロックを生成するクロック発生器と、上記各振動子ごとに設けられ、これら振動子から出力される受信信号を上記サンプリングクロックに同期してデジタル信号に変換する複数のA/D変換器と、これらA/D変換器ごとに設けられ、超音波の電子制御を行うために、これらA/D変換器から出力されるデジタル信号を遅延する複数のデジタル遅延器と、これらのデジタル遅延器から出力されるデジタル信号を互いに加算し、加算デジタル信号を出力するデジタル加算器と、上記加算デジタル信号に含まれる各データ間における前記超音波の1/4波長位相差関係に基づいて、実数部信号と虚数部信号とからなる複素信号を抽出する複素信号生成器と、を有することを特徴とする超音波診断装置。
IPC (3件):
A61B 8/00 ,  G01B 17/00 ,  G01N 29/22 501
FI (3件):
A61B 8/00 ,  G01B 17/00 C ,  G01N 29/22 501

前のページに戻る