特許
J-GLOBAL ID:200903057306904016

自動変速機の制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 阿部 英幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-138376
公開番号(公開出願番号):特開平8-303570
出願日: 1995年05月12日
公開日(公表日): 1996年11月19日
要約:
【要約】【目的】 エンジンからの回転を変速装置に伝達するクラッチの係合時間の短縮と、係合ショックの低減を図る。【構成】 自動変速機の制御装置は、クラッチC1と、その油圧サーボC-1と、油圧制御手段3と、レンジ切換検出手段Sn5と、電子制御手段5とを備える。油圧制御手段3は、マニュアルバルブ32と、調圧手段33,34と、切換手段35,36とを有する。電子制御手段5は、保持手段と、油圧上昇手段とを有し、前進走行レンジへの切り換え直後は切換手段35,36を調圧手段を経ない前進走行レンジ圧(PL )供給状態に保持し、後に予め調圧状態にある調圧手段を経た調圧油圧(PA )供給状態に切り換える制御を行い、油圧切換時期と初期油圧(PA I )とを精確化する。
請求項(抜粋):
前進走行レンジが選択されたときに係合されて、エンジンからの回転を変速装置に伝達するクラッチと、該クラッチを選択的に係脱する油圧サーボと、該油圧サーボへ供給される油圧を制御する油圧制御手段と、非走行レンジから前記前進走行レンジへの切り換えを検出するレンジ切換検出手段と、該レンジ切換検出手段からの信号に基づき、前記油圧制御手段を制御する電子制御手段とを備える自動変速機の制御装置において、前記油圧制御手段は、前記前進走行レンジが選択されたときに前進走行レンジ圧を出力するマニュアルバルブと、前記前進走行レンジ圧を前記電子制御手段からの信号に基づき調圧して、調圧油圧として出力する調圧手段と、前記電子制御手段からの信号により前記油圧サーボに前記前進走行レンジ圧を供給する第1の位置と、前記調圧油圧を供給する第2の位置とに選択的に切り換えられる切換手段と、を有し、前記電子制御手段は、前記レンジ切換検出手段により前記前進走行レンジへの切り換えが検出されてから所定期間、前記切換手段を前記第1の位置に保持させ、前記所定期間の経過にともない前記切換手段を前記第2の位置に切り換えさせるように前記切換手段に信号を出力する保持手段と、該保持手段により前記切換手段が前記第2の位置に切り換えられる以前に、前記前進走行レンジ圧よりも低い初期油圧を出力させるとともに、前記切換手段が第2の位置に切り換えられた以降に、前記初期油圧から徐々に油圧を上昇させるように前記調圧手段に信号を出力する油圧上昇手段と、を有することを特徴とする自動変速機の制御装置。
IPC (4件):
F16H 61/06 ,  F16H 59:04 ,  F16H 59:14 ,  F16H 59:68

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