特許
J-GLOBAL ID:200903057320254806

回転駆動機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小松 祐治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-112426
公開番号(公開出願番号):特開平10-309058
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 重量的にアンバランスな合成回転体を回転させたときに生じる振動を抑制すると共に、振動を抑制した状態での使用回転数域を拡大する。【解決手段】 バランス球をスピンドルモータの回転に伴いケース体に対して相対的に移動させて、合成回転体39の合成重心を回転軸上に位置させることにより調芯する自動調芯機構7を備え、回転加速時において、離脱回転数(4500rpm)になるまでバランス球をケース体の中心部に保持するバランス部材保持手段17としてのマグネット44と、離脱回転数以上になって外周部に移動されたバランス球を、その回転減速時においては離脱回転数よりも低い戻り回転数(1500rpm)になるまでケース体中央部のマグネットに吸着されないようにするバランス部材戻り抑制手段としてのヨーク45、45を設ける。
請求項(抜粋):
回転駆動手段により回転される回転部材及び回転駆動手段に含まれる回転する部材(以下、これらの回転する部材を総称して「合成回転体」という。)の重心(以下、「合成重心」という。)を回転中に自動的に回転軸上に位置させる自動調芯機構を備えた回転駆動機構であって、自動調芯機構は、回転駆動手段により支軸を介して回転され、軸方向に直交する方向の断面形状が円環状を為す移動空間を有するケース体と、該ケース体の移動空間内に移動可能に配設されたバランス部材とを有し、該バランス部材を回転駆動手段の回転に伴い合成回転体の他の部分に対して相対的に移動させて、合成回転体の合成重心を回転軸上に位置させるものであるとともに、回転加速時において、所定の回転数になるまでバランス部材をケース体の中心部に保持するバランス部材保持手段と、上記所定回転数以上になって外周部に移動されたバランス部材を、回転減速時において上記所定回転数よりも低い回転数になるまでケース体の中心部に戻って来ないようにするバランス部材戻り抑制手段とを設けたことを特徴とする回転駆動機構。
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特公昭64-002822
  • 特開昭62-255636
  • 回転操作装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-053704   出願人:ソニー株式会社

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