特許
J-GLOBAL ID:200903057323509961
マイクロチップ
発明者:
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出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-024969
公開番号(公開出願番号):特開2009-183178
出願日: 2008年02月05日
公開日(公表日): 2009年08月20日
要約:
【課題】増幅反応を行うことにより特定の目的物質の存在を検出するとともに、増幅阻害の影響を精度良く検出可能であり、更に増幅反応のレベルにより変化するベースラインレベルを修正可能なマイクロチップを得る。【解決手段】第1分割部で分岐させた一方の検体液とポジティブコントロール収容部からのポジティブコントロールと試薬収容部からの試薬とを合流させて第1の混合液を形成し、第1分割部で分岐させた他方の検体液と第2分割部で分岐させた一方のネガティブコントロールと試薬収容部からの試薬とを合流させて第2の混合液を形成し、第2分割部で分岐させた他方のネガティブコントロールと試薬収容部stからの試薬とを合流させて第3の混合液を形成し、第1の混合液、第2の混合液及び第3の混合液それぞれの増幅の有無に基づいて増幅反応を検出部で検出するよう構成されていることを特徴とするマイクロチップとする。【選択図】図4
請求項(抜粋):
検体もしくは検体から抽出したDNAを含む検体液が注入される検体収容部と、
核酸増幅反応に用いる試薬が収容される試薬収容部と、
ポジティブコントロールが収容されるポジティブコントロール収容部と、
ネガティブコントロールが収容されるネガティブコントロール収容部と、
これらの各収容部に連通する微細流路と、
増幅反応を検出する検出部と、
を有するマイクロチップであって、
前記検体収容部から前記微細流路内を送液された検体液を二つの微細流路に分岐させる第1分割部と、
前記ネガティブコントロール収容部から前記微細流路内を送液されたネガティブコントロールを二つの微細流路に分岐させる第2分割部と、
を有し、
前記微細流路は、
前記第1分割部で分岐させた一方の検体液と前記ポジティブコントロール収容部からのポジティブコントロールと前記試薬収容部からの試薬とを合流させて第1の混合液を形成し、
前記第1分割部で分岐させた他方の検体液と前記第2分割部で分岐させた一方のネガティブコントロールと前記試薬収容部からの試薬とを合流させて第2の混合液を形成し、
前記第2分割部で分岐させた他方のネガティブコントロールと前記試薬収容部からの試薬とを合流させて第3の混合液を形成し、
第1の混合液、第2の混合液及び第3の混合液をそれぞれ核酸増幅反応により増幅させ、増幅の有無に基づいて増幅反応を前記検出部で検出するよう構成されていることを特徴とするマイクロチップ。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (4件):
4B029AA07
, 4B029BB20
, 4B029CC01
, 4B029FA15
引用特許:
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