特許
J-GLOBAL ID:200903057328170776

構造物の振動試験装置及び振動試験方法並びに振動応答解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鵜沼 辰之
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-321919
公開番号(公開出願番号):特開平5-157656
出願日: 1991年12月05日
公開日(公表日): 1993年06月25日
要約:
【要約】【目的】 実物の加振試験と数値計算の組合せによる振動試験装置において、数値計算の時間刻みよりも変化の早い反力が加振対象構造内で生じる場合についても、正確な振動応答評価が可能である構造物の振動試験装置を提供する【構成】 加振対象構造物1にアクチュエータ2が取り付けられ、アクチュエータ2は制御装置3によって制御される。デジタル計算機4は、荷重変換器6の信号を利用して力積測定手段7により測定された力積測定値を通信手段8を介して入力し、この力積測定値を用いて一定時間後の境界点の振動応答値を計算する。この振動応答値を加振信号として、加振信号の通信手段5を経由してアクチュエータ2の制御装置3に入力する。
請求項(抜粋):
構造物の一部分を実物または模型を用いてモデル化した加振対象構造物と、前記構造物の他の部分を数値モデル化した数値モデル化構造との前記加振対象構造物の境界点を加振する少なくとも一個のアクチュエータと、それぞれのアクチュエータを制御する制御装置と、前記数値モデル化構造の前記境界点の振動応答を計算しかつ前記制御装置に該振動応答の計算値から算出された加振信号を出力するデジタル計算機とよりなる構造物の振動試験装置において、それぞれのアクチュエータに発生する反力の力積測定手段と、その力積測定値を前記デジタル計算機へ入力する通信手段とを備え、該デジタル計算機は、一定時間ごとの力積を用いて一定時間先の前記境界点の前記振動応答を計算し、一定時間後にそれぞれのアクチュエータによりその振動応答を実現させる前記加振信号を出力する手段を具備していることを特徴とする構造物の振動試験装置。

前のページに戻る