特許
J-GLOBAL ID:200903057332395901

成形用Al-Mg系合金板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河野 茂夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-287754
公開番号(公開出願番号):特開平7-018389
出願日: 1993年10月22日
公開日(公表日): 1995年01月20日
要約:
【要約】【目的】 Al-高Mg系合金(Mg5wt%以上)の熱間圧延性を改善し、熱間圧延時の割れの発生を防止できる成形用Al-Mg系合金板の製造方法を提供すること。【構成】 その組成が、Mgを5〜10wt%、Beを0.0001〜0.01wt%、Mn,Cr,Zr,Vのうちの1種又は2種以上を合計で0.01〜0.2wt%、及びTiを0.005〜0.1wt%又はTiを0.005〜0.1wt%とBを0.00001〜0.05wt%それぞれ含有し、不純物としてのFe, Siが各々0.2wt%未満に規制され、残部が他の不可避的不純物とAlであり、その最大結晶粒径が1000μm未満である合金鋳塊を、450〜540°C,24時間以下の条件で均質化処理し、圧延開始温度を320〜470°C、少なくとも最初の3パスの圧下率を各々3%以下に設定して熱間圧延する。合金鋳塊には、さらにCuを0.05〜0.8wt%を含ませるのが好ましい。
請求項(抜粋):
Al-Mg系合金鋳塊を、均質化処理-熱間圧延-冷間圧延-最終焼鈍の工程により、あるいは前記冷間圧延の途中で中間焼鈍を施すことにより成形用Al-Mg系合金板を製造する方法において、前記Al-Mg系合金鋳塊の組成は、Mgを5〜10wt%、Beを0.0001〜0.01wt%、Mn,Cr,Zr,Vのうちの1種又は2種以上を合計で0.01〜0.2wt%、及びTiを0.005〜0.1wt%又はTiを0.005〜0.1wt%とBを0.00001〜0.05wt%それぞれ含有し、不純物としてのFe, Siが各々0.2wt%未満に規制され、残部が他の不可避的不純物とAlからなり、前記合金鋳塊の最大結晶粒径は1000μm未満であり、前記合金鋳塊の均質化処理条件は、その処理温度が450〜540°C、処理時間が24時間以下であり、前記熱間圧延の条件は、その圧延開始温度が320〜470°C、少なくとも最初の3回の圧延パスの圧下率が各々3%以下であることを特徴とする、成形用Al-Mg系合金板の製造方法。
IPC (3件):
C22F 1/047 ,  B21B 3/00 ,  C22C 21/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-246148

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