特許
J-GLOBAL ID:200903057335720722

シェルアンドチューブ型熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-235382
公開番号(公開出願番号):特開平10-082590
出願日: 1996年09月05日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 蓄熱式空気調和装置の水循環回路において、過冷却熱交換器内への氷核の流入を防止し、過冷却熱交換器内での水の凍結を抑制するために、水循環回路に予熱器を備えたものがある。しかし、この種の装置では、水循環回路の設置スペースが大きく、コストが高いという課題があった。【解決手段】 水循環回路に設けられるシェルアンドチューブ型熱交換器(50)において、氷核が混入した水を加熱して氷核を融解する予熱空間(53)と、水を冷却して過冷却状態にする冷却空間(54)とを一体的に構成した。また、予熱空間(53)と冷却空間(54)との間を、断熱性能の高い中央仕切板(70)で区画形成し、熱損失の発生を抑制した。また、予熱空間と冷却空間との間に、氷核を融解する攪拌部を設けた。
請求項(抜粋):
蓄熱媒体が循環して冷熱を蓄える蓄熱媒体循環回路(30)と、冷媒が循環する冷媒循環回路(20)とに接続され、上記冷媒と蓄熱媒体とを熱交換させるシェルアンドチューブ型熱交換器において、シェル(48)内に複数の仕切板(42,43,70,88,89)が設けられて該シェル(48)内に蓄熱媒体の予熱空間(53)と冷却空間(54)とが形成され、該予熱空間(53)と冷却空間(54)とには、仕切板(42,43,70,88,89)の間に亘る複数の伝熱管(49,86,87)がそれぞれ設けられ、上記シェル(48)には、蓄熱媒体が予熱空間(53)の伝熱管(49,86) 内から冷却空間(54)の伝熱管(49,87) 内を流れるように蓄熱媒体循環回路(30)が接続される一方、上記シェル(48)には、予熱空間(53)の蓄熱媒体を所定温度に加熱する加熱手段が設けられると共に、冷却空間(54)の蓄熱媒体より低温の冷媒が冷却空間(54)の伝熱管(49 87)外を流れて該蓄熱媒体を所定温度に冷却するように冷媒循環回路(20)が接続されていることを特徴とするシェルアンドチューブ型熱交換器。
IPC (5件):
F28D 7/16 ,  F24F 5/00 102 ,  F25B 13/00 351 ,  F25B 39/02 ,  F28F 9/26
FI (6件):
F28D 7/16 A ,  F24F 5/00 102 Z ,  F25B 13/00 351 ,  F25B 39/02 N ,  F25B 39/02 X ,  F28F 9/26

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