特許
J-GLOBAL ID:200903057341878206

多量体キメラ蛋白質を使用する生物学的イベントの調節

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 社本 一夫 (外5名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-540254
公開番号(公開出願番号):特表2002-508971
出願日: 1999年01月15日
公開日(公表日): 2002年03月26日
要約:
【要約】 標的遺伝子転写及び遺伝子工学的処理した細胞の成長、増殖または分化 のような生物学的イベントの調節のための材料及び方法が開示されている。
請求項(抜粋):
細胞中のキメラ蛋白質を多量体化する方法であって、下記段階から成る方法:(a)下記を含む細胞を提供し: (i)ラパマイシンまたはその同族体に結合し、少なくとも1つのFKBPドメインおよびそれに対して非相同性の少なくとも1つの蛋白質ドメインを含む第1キメラ蛋白質をコードする第1組み換え核酸であって、該FKBPドメインは下記から選択されるペプチド配列を含み: (1)天然FKBP (2)10以下のアミノ酸残基が削除され、挿入されまたは代わりのアミノ酸で置換された、天然FKBPの変種 (3)(i)または(ii)のFKBPをコードするDNAに選択的にハイブリダイズできるDNA配列によってコード化されたFKBP; (ii)(a)ラパマイシンまたはその同族体および(b)第1キメラ蛋白質の両方と複合体を形成し、少なくとも1つのFRBドメインおよびそれに対して非相同性の少なくとも1つのドメインを含む第2キメラ蛋白質をコードする第2組み換え核酸であって、該FRBドメインは下記から選択されるペプチド配列を含み: (1)天然FRB (2)10以下のアミノ酸残基が削除され、挿入されまたは代わりのアミノ酸で置換された、天然FRBドメインの変種 (3)(iv)または(v)のFRBをコードするDNAに選択的にハイブリダイズできるDNA配列によってコード化されたFRBドメイン;そして(b)上記細胞を、それ自体と第1および第2キメラ蛋白質の各々の少なくとも1つの分子とを含む複合体を形成する改良されたラパログと接触させ、ここで、該改良されたラパログは、実質的に純粋な立体異性体または立体異性体の混合物、またはその医薬として許容される誘導体として、ラパマイシンの0.01倍未満の免疫抑制効果を有し、式I:【化1】(式中nは1または2である1つ以上の置換基を有し、1ないし8位の炭素をつなぐ1つ以上の炭素-炭素結合において不飽和であってもよい)の構造を有する。
IPC (10件):
C12N 15/09 ZNA ,  A61K 31/436 ,  A61K 48/00 ,  A61P 37/06 ,  C07D498/18 ,  C07K 14/00 ,  C07K 19/00 ,  C07D273:00 ,  C07D311:00 ,  C07D221:00
FI (10件):
A61K 31/436 ,  A61K 48/00 ,  A61P 37/06 ,  C07D498/18 ,  C07K 14/00 ,  C07K 19/00 ,  C07D273:00 ,  C07D311:00 ,  C07D221:00 ,  C12N 15/00 ZNA A

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