特許

J-GLOBAL ID：200903057342774706

トレース情報収集方式

発明者： 小久保 勇次
出願人/特許権者： 富士通株式会社
代理人 (1件)： 井桁 貞一
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平4-336452
公開番号（公開出願番号）：特開平6-188915
出願日： 1992年12月17日
公開日（公表日）： 1994年07月08日
要約：

【要約】【目的】 交換網におけるトレース情報収集方式に関し、交換網の処理能力および経済性を損なうこと無く、トレース情報を収集可能とすることを目的とする。【構成】 各交換機(100)に、トレース情報を収集中に記憶領域に余裕が無くなって来た場合に、記憶領域に余裕が有る他の交換機に収集済のトレース情報を転送するトレース情報転送手段(101)と、自交換機内の記憶領域に余裕が有る場合に、他の交換機から転送されるトレース情報を格納するトレース情報格納手段(102)と、他の交換機に格納済トレース情報の返送を要求し、返送されたトレース情報を出力するトレース情報出力手段(103)と、他の交換機から返送を要求された格納済のトレース情報を抽出して返送するトレース情報返送手段(104)とを設ける様に構成する。

請求項（抜粋）：

予め指定されたトレース条件およびトレース期間の下にトレース情報を収集し、予め指定された記憶領域に格納するトレース機能を具備する複数の交換機(100)から構成される交換網において、前記各交換機(100)に、前記トレース情報を収集中に、自交換機(100)内の前記記憶領域に余裕が無くなって来たことを検出した場合に、他の前記交換機(100)に前記記憶領域における余裕の有無を問合わせ、余裕有りと回答する前記他の交換機(100)に収集済の前記トレース情報を転送するトレース情報転送手段(101)と、他の前記交換機(100)の前記トレース情報転送手段(101)から前記記憶領域における余裕の有無の問合わせを受信した場合に、自交換機(100)内の前記記憶領域における余裕の有無を検査し、余裕が有る場合に前記他の交換機(100)のトレース情報転送手段(101)から転送されるトレース情報を、自交換機(100)内の前記記憶領域に格納するトレース情報格納手段(102)と、前記他の交換機(100)のトレース情報格納手段(102)に格納済のトレース情報を出力する場合に、前記他の交換機(100)に前記格納済のトレース情報の返送を要求し、前記他の交換機(100)から返送された前記トレース情報を出力するトレース情報出力手段(103)と、前記他の交換機(100)のトレース情報出力手段(103)から前記トレース情報格納手段(102)に格納済のトレース情報の返送を要求された場合に、前記トレース情報格納手段(102)に格納済のトレース情報を抽出し、前記他の交換機(100)に返送するトレース情報返送手段(104)とを設けることを特徴とするトレース情報収集方式。

IPC (2件)：

H04L 12/56 ,  H04M 3/00